August 18, 2019
夏休み
この夏はプール三昧をしました。
ほぼ毎日プール。
こどもの笑顔が嬉しくて。
ちょっとでもなにかできると
「できたダンス」というのをしてあげます。
これがたのしくて自分で次のステージにすすもうとするみたいで。
ああせいこうせい言わず、ほうっておいたらこどもはどういうふうに手足を動かすのかを観察するようにしています。
うちのは「その場でぐるぐるまわる」のがうまいです。
一方、しぶきがかかるのは大嫌いです。
なるほど、と思いながら見ています。
「プールに入ったら、顔が濡れても手でふかないほうがかっこいいって知ってる?」
ときいたら
「ううん(知らなかった)」
といいます。
「顔をこうやって犬みたいにプルプルって降って、それだけにするのがいいんだよ」
と教えたら、以降顔を手でぬぐわなくなりました。
私はそういうのをはやく知っていたらよかったな、と思うことが大人になってから多々あって、これなんかはそのひとつです。
先日、皮膚など全身の知覚が敏感すぎて、水が苦手という子がいることを、調べものをしていて学びました。
プールに入るとき、体が石のようにかちんこちんに固まってしまう子どもがいます。私も以前そのような子どもたちに出会ったことがあります。手足が突っ張って、曲げるにも一苦労です。そういうこどもはこの知覚過敏のタイプのようです。
過敏ということは、よく感じる、よく聞こえる、よく見える、直感的に理解するということです。したがって音楽や物語などに人よりも優れた感性で反応する可能性が高く、親御さんはそういう目でお子さんを評価してもらえるようにと願います。
こわがるにはそれなりの、一人一人の事情があります。それは子どもには説明のできないことなので、大人は全身全霊でその理由を調べ、不安を取り除くべきだと私は思っています。
親にとっても、夏です。
salsaconsul at 11:39│Comments(2)│■SALSA FRESCA泣き笑い
この記事へのコメント
2. Posted by RIO August 30, 2019 14:59
miさん メッセージをありがとうございます。これまでずっと、子どもの気持ちは自分はわかるほうだとばかり思ってきましたが、実際親になってみるといたらないことばかりです。こうやって書くことで、自らをいましめて、励ましていきたいと思います。これからもご愛読いただけましたら幸いです!
1. Posted by mi August 21, 2019 00:13
とてもすてき。
温かいまなざし、いつも言葉の端々からぎゅんぎゅん感じています。
温かいまなざし、いつも言葉の端々からぎゅんぎゅん感じています。