September 26, 2014
サルサのスタイルに関して現在思うこと(前編)
もとはクラブでOn3でリードを受けた際まったく意味が
わからなかったことが、このブログを綴り始めた動機のひ
とつでもあったので、スタイルによる踊りわけについては
長年悩みぬいてきたし、考え続け書き続けてきました。
加えるとすれば、On1とOn2の共存についてどう考え
るかですね。個人の中での共存と、場においての共存、こ
の二つについてです。 これは男性と女性とで事情が異なる、
と私は考えるに到りました。
男性は一時的には両方試すにしても、いずれ自分がのりや
すいほう一つを極めていくのがよいのではないかと思い
ます。というのも、ずばりいって、男性の脳は二つのこと
を同時並行で進めていけるほど器用ではないからです。
そうではない類稀な方を除いて、ほとんどの男性は一つの
ことに集中して取り組んだほうが楽しめるし、高い能力を
発揮されることが多いように感じます。 どちらを選ぶかに
関しては、ざっくりいえば、ロマンティカに涙が出る方は
On1,ラテンジャズに鳥肌が立つ方はOn2を選ばれる
のが得策と思います。
ロマンティカが甘ったるいなと思う人がOn1、ラテンジャ
ズがめんどくさいと思う方がOn2を選べばそれは悲劇にな
ります。男性は音楽性で選んだほうが間違いないし、結果的
にゴール(女性から「踊ってください」と頼まれる)まで
近道になります。
そうは言っても女性ってOn2を踊れる男性のほうに行く
じゃないですか、という反論をお持ちの方。
それは違います。女性はスタイルがどっちかで評価して
いるのではありません。
ただ単純に見た目うまい男性のところに行くのです。
どっちでもいいうまければ。それが女性の本音です。
アメリカでもそれを体験したし日本でもそういう体験を
何回もしたから自信をもって言いますが、On2メイン
の会場でめちゃめちゃうまいOn1の男性に誘われて踊っ
たら女性は(ひそかに)狂喜します。やーないい方を
すれば
「私、当然On1もいけるのよ、
しゃらーん(スタイリングの音)」
ということをPRする絶好の機会になるからです。ただし
「めちゃめちゃうまい」というのが条件なので、相当ハー
ドルが高いのは認めます。それで、このポイントが実は
多くの方に気付かれていないのではないかと思うのですが、
On1で踊ったらOn2の女性が退屈そうな顔をした、と
いう場合(この経験はほんとに多くの男性がされている
はずなので、書いていて不憫で涙が出ます。本当です)、
それはOn1が悪いのではなく、あなたの踊りがマンネリ
化しているのだと考えてください。
ごめんほんとごめんほんとにごめんね
ほんとうにごめんなさい
男性はサルサを始めてから女性を余裕を持ってリード
できるようになるまでとんでもなく苦労をされるために、
いったん一曲踊りきれるようになるとそこで「あーやれ
やれ」という感じで技術の向上がストップしてしまう方
が多いのです。それまでのご苦労を考えれば当然だし、
そこまででも十分サルサは楽しむことができますが、
この東京砂漠ではその先を目指す意気込みがないと「打倒
On2」の域に達することができません。この点を見過
ごして「やっぱり女性はOn2のほうがいいんだ」と
中途半端にOn2のレッスンやイベントに顔を出して痛い
目にあった方は少なくないと想像します。
では具体的にOn1でリードに余裕ができた段階で、ご自
分の現在のステップをチェックする目安として、女性を回
転させているときに自分(男性)は回転しているか、とい
うのがあります。
サルサでは女性の回転が見所の中心になるのは言うまでも
ないことですが、なかなかうまい男性とめっちゃうまい男
性の差がどこにあるかといえば、人の目を引く男性は女性
を回転させながらその3カウントの中で自身もやすやすと
回転を決めてしまう、というのがあります。あるいは回転
しながら女性をリードしているという感じです。そういう
目でうまい人のダンスを観察し、真似できるところはやっ
てみる、というのはブレイクスルーのひとつのきっかけに
なると思います。
長くなりましたので今日はこのへんで。
次回は女性について今思うことを綴ってみたいと思います。
ああもう・・・ほんとうにごめんね。
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日時:2014年10月5日(日) 15:00-17:00
場所:新宿マイスタジオ6B 地図はこちら
On1初中級レッスン 参加費:1800円
わからなかったことが、このブログを綴り始めた動機のひ
とつでもあったので、スタイルによる踊りわけについては
長年悩みぬいてきたし、考え続け書き続けてきました。
加えるとすれば、On1とOn2の共存についてどう考え
るかですね。個人の中での共存と、場においての共存、こ
の二つについてです。 これは男性と女性とで事情が異なる、
と私は考えるに到りました。
男性は一時的には両方試すにしても、いずれ自分がのりや
すいほう一つを極めていくのがよいのではないかと思い
ます。というのも、ずばりいって、男性の脳は二つのこと
を同時並行で進めていけるほど器用ではないからです。
そうではない類稀な方を除いて、ほとんどの男性は一つの
ことに集中して取り組んだほうが楽しめるし、高い能力を
発揮されることが多いように感じます。 どちらを選ぶかに
関しては、ざっくりいえば、ロマンティカに涙が出る方は
On1,ラテンジャズに鳥肌が立つ方はOn2を選ばれる
のが得策と思います。
ロマンティカが甘ったるいなと思う人がOn1、ラテンジャ
ズがめんどくさいと思う方がOn2を選べばそれは悲劇にな
ります。男性は音楽性で選んだほうが間違いないし、結果的
にゴール(女性から「踊ってください」と頼まれる)まで
近道になります。
そうは言っても女性ってOn2を踊れる男性のほうに行く
じゃないですか、という反論をお持ちの方。
それは違います。女性はスタイルがどっちかで評価して
いるのではありません。
ただ単純に見た目うまい男性のところに行くのです。
どっちでもいいうまければ。それが女性の本音です。
アメリカでもそれを体験したし日本でもそういう体験を
何回もしたから自信をもって言いますが、On2メイン
の会場でめちゃめちゃうまいOn1の男性に誘われて踊っ
たら女性は(ひそかに)狂喜します。やーないい方を
すれば
「私、当然On1もいけるのよ、
しゃらーん(スタイリングの音)」
ということをPRする絶好の機会になるからです。ただし
「めちゃめちゃうまい」というのが条件なので、相当ハー
ドルが高いのは認めます。それで、このポイントが実は
多くの方に気付かれていないのではないかと思うのですが、
On1で踊ったらOn2の女性が退屈そうな顔をした、と
いう場合(この経験はほんとに多くの男性がされている
はずなので、書いていて不憫で涙が出ます。本当です)、
それはOn1が悪いのではなく、あなたの踊りがマンネリ
化しているのだと考えてください。
ごめんほんとごめんほんとにごめんね
ほんとうにごめんなさい
男性はサルサを始めてから女性を余裕を持ってリード
できるようになるまでとんでもなく苦労をされるために、
いったん一曲踊りきれるようになるとそこで「あーやれ
やれ」という感じで技術の向上がストップしてしまう方
が多いのです。それまでのご苦労を考えれば当然だし、
そこまででも十分サルサは楽しむことができますが、
この東京砂漠ではその先を目指す意気込みがないと「打倒
On2」の域に達することができません。この点を見過
ごして「やっぱり女性はOn2のほうがいいんだ」と
中途半端にOn2のレッスンやイベントに顔を出して痛い
目にあった方は少なくないと想像します。
では具体的にOn1でリードに余裕ができた段階で、ご自
分の現在のステップをチェックする目安として、女性を回
転させているときに自分(男性)は回転しているか、とい
うのがあります。
サルサでは女性の回転が見所の中心になるのは言うまでも
ないことですが、なかなかうまい男性とめっちゃうまい男
性の差がどこにあるかといえば、人の目を引く男性は女性
を回転させながらその3カウントの中で自身もやすやすと
回転を決めてしまう、というのがあります。あるいは回転
しながら女性をリードしているという感じです。そういう
目でうまい人のダンスを観察し、真似できるところはやっ
てみる、というのはブレイクスルーのひとつのきっかけに
なると思います。
長くなりましたので今日はこのへんで。
次回は女性について今思うことを綴ってみたいと思います。
ああもう・・・ほんとうにごめんね。
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日時:2014年10月5日(日) 15:00-17:00
場所:新宿マイスタジオ6B 地図はこちら
On1初中級レッスン 参加費:1800円