April 18, 2012

チリの歌 "Gracias a la vida"

transit002-001旅行雑誌TRANSITは切り口が斬新で写真は美しくイラストはユーモラス、とても気に入っているシリーズです。特に2号の「美しきアンデス越えて」と15号の「美しきトルコ魔法にかけられて」は読み応えあります。

その「美しきアンデス越えて」を読んで以来、どうしても行きたい国筆頭がコロンビアとチリになりました。チリは選挙による社会主義が実現しながらも軍事クーデターによって誉れ高いアジェンデ大統領が無念の死を遂げたことで知られる国。「中南米では9・11とはこちらのこと」だそうです。

 そんなチリをビオレータ・パラという女性シンガーの足跡を追うようにレポートしています。代表曲「人生よありがとう」の歌詞は美しくて、またスペイン語の勉強にもぴったりです。

 その三番をご紹介しますね。

Gracias a la vida que me ha dado tanto.
Me ha dado el sonido y el abecedario,
con el las palabras que pienso y declaro:
madre, amigo, hermano, y luz alumbrando
la ruta del alma del que estoy amando.

("Gracias a la Vida" letra : Violeta Parra)

私にたくさんのものを授けてくれた人生に感謝します
音とアルファベットを授けてくれた
だから私は言葉を使って考えることができる 
気持ちを伝えることもできる
母と友と兄を授けてくれた
私の愛する魂の進む道を照らす
灯りを授けてくれた



 上記の軍事クーデターのとき多くの人々が弾圧されて命を失いましたが、そのときに心を奮い立たせるべく歌われていたのだそうです。 中南米の国々は政治闘争が激しいので、どの国のことを知ろうとしてもこういったエピソードから逃れられません。 自然、生きるために闘った人々を応援したい気持ちになります。

あーう、本も読みたいし、旅にも出たいです。


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この記事へのコメント

4. Posted by RIO   April 25, 2012 15:46
時差ぼけをなおす時間、酸素の薄いのになれる時間、カエルジューススタンドで一気飲みする勇気を蓄える時間・・・もういくら時間があっても足りないなあ。改めてオオハシくん、君の青春は最高だあああああ
3. Posted by オオハシ   April 23, 2012 04:37
コロンビアとチリを周るなら2週間は欲しいですね、ぜひ2人の時間が会う時に訪問してもらいたいです。
2. Posted by RIO   April 22, 2012 13:23
わおわおーどうしよー行きたいよおおおおおお。コロンビアサルサのドレスダウンしたのって異常にかっこいいよね。この「行きたい」気分をどうしてくれよう。コメントがありがたいやらうらめしいやら
1. Posted by オオハシ   April 20, 2012 11:54
ボゴタに戻り約1カ月が経ちました、来週から国立大学でスペイン語を2カ月勉強します。もちろん話せますが、まだまだ勉強が必要です。

コロンビアには7月の頭までは少なくともいます。現在の予定では、その後ブラジルへ行って帰国するか、もう少しコロンビア滞在を延ばして帰国するか、検討中です。

ぜひボゴタで会えれば、サルサディスコ案内したいです。「Rincon Cubano」というディスコがあるんですけど、僕が知ってる中では一番です。ぜひここの雰囲気を味わってもらいたいです、本物のコロンビアサルサがあります。ちなみにLA、NYは全く通用しません、キューバンならどうにかなると思います。

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