April 18, 2012

おもてなし

つかれたなと思って早く寝たら暗いうちに目が覚めてしまった。
心の処方箋みたいな本を数冊選んでぱらぱらと目を通していたら朝がきた。いい朝だ。もう何年も夜明けを見ていない。夜明けってこういうものだったか・・・。まだ誰も歩いていない緑の公園に鳥の声がさかんに響く。

知りたい、書きたい、という情熱にとりつかれているときは幸福。それがふと途切れたとき不安になるけれど、これはただ「つかれた」だけなんだそうだ。もうこういうことを何回か繰り返してきたはずなのに、「つかれただけ」というただそのことを認めるのさえ年季がいるなんてね。

二泊三日くらいふと場所を移動するだけで随分新鮮になれることはわかっているのだけれども。

昨晩義理のおとうさんが泊まっていった。新宿で同窓会があったそうでその帰りに一泊。そりゃあもう掃除掃除掃除。掃除してまた掃除。普段そんなに汚しているつもりはないけれど、お客様、それも「ぎりのおとうさん」というところに「がんばらあかん」感じがいやおうなく膨れ上がってしまって。一週間前から台所の換気扇の掃除に始まり最後はシンクをクレンザーでぴかぴかに磨いてお迎えして。

そして燃え尽きた。おとうさんがお帰りになったあと、乾杯のために(不謹慎だよなあ・・・でも、だって。)奮発してハートランドの瓶を買ってきたら、家の玄関で落として粉々に割ってしまった。涙がでてきた。

でもね、歳をとったおとうさんが「息子のお嫁さんにしてもらったら嬉しいこと」をしてあげたい気持ちって、あるじゃない。それって、しないほうが後悔すると思うのね。だからやってあげたくなるの。ありのままがいいってわけじゃないこともあると思うのよ。

いつもより6時間も早く起きてぴかぴかになった家で夜明けを迎えるなんて、こういうときでもないと味わえないことだろうから感謝しないとね。

今日は、水曜日か。12時間後に新宿にいきます。

もうすぐ横浜でイベントです。応援に、遊びに、きてくれる人は教えてください。今ちょっと勇気が足りないので、教えてくれるととても嬉しいです。チケットは郵送もいたします。

それでは、またね。


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