May 21, 2007

なんだかすさまじいような週末のお話とレッスンレポート

素晴らしいお天気でした。

土日に消耗しきった脚を休ませるため、今日はいっさいの

運動と筋トレから自分を解放。

心ゆくまで甘いものに走った月曜日でした。

 


日曜深夜の帰りの電車の中で、二日間でどれだけ踊って

いたのか、こわいもの見たさでカウントしてみました。

 

土曜日→1時間ベーシック&ペアワーク、3時間レッスン、

1時間シャイン&ペアワーク、2時間カ○ベ 合計7時間

 

日曜日→3時間レッスン、3時間リード&スタイリング練習、

2時間コパ 合計8時間

 

二日間計 15時間 

 

 

一回「うっそっだっろっ」って計算しなおしたけどやっぱり

まちがいない。わーやっちゃったなーしばらく怖いもの

ないなって感じです。

日曜は3時間スペのプレッシャーと、前日の練習で体

火照りすぎて、汗でぐっしょりの状態で朝5時に目が

覚めてしまった。

朦朧として頭まわんないうえに足がめちゃめちゃに熱い。

土曜のレッスンが超ハードだったのよ。

スペシャルのときはプログラムもいつもの倍くらい考えるから

頭まで知恵熱出してるし。

これじゃ一日持たないな、まずいな、と思って無理やり

二度寝したら極めて不快な夢をみてしまった。

合宿でおさえた公民館使うのを忘れて、係の人にすっごく

怒られて悲しまれた夢・・・最悪でしょ。

理由は参加者全員はしゃぎすぎて「レッスンしにきたことを

忘れたため」。何考えてんだよ自分の頭・・・

千倉では村をあげての歓迎態勢だったのだそうだ。

 

んなわけないだろー

 

それなのに「ごめんなさい、ほんとにごめんなさい」って

千倉村民の前で号泣してしまった。

おきたときホントにひくひくいってて、しかもぼってり腫れた

目に乾いた塩分がこびりついてて・・・。

 

そんな状態でスペシャルに突入。

 

さて、この土日は欲張ってずいぶんいろいろ教えました。

最重要事項をピックアップしますね。

 

土曜の新宿は鬼のようにベーシックをやりました。

完全なるニュートラルベーシックを極めるため、足踏みから

はじめました。

細かいとこやってくと汗だくだく、頭も朦朧としてきます。

一番大切なのは足の中心線をつま先からかかとに向かって

力を通すこと、これを一歩一歩すべて確実にやること。

そして膝の方向を徹底的にまっすぐ前方に向けること。

次に、伸ばした脚の太ももをぐっと締め上げるようにして

筋肉を鍛えること。

骨盤に交互に、完全に体重をのせること。

肩を下に引っ張り下ろすようにすること。

手を肩のラインまで持ち上げる(女性)←その筋肉がついたら

ほんの少し低くしてもok。しかし、高い位置でキープする

胸・背中の筋肉をつけるため、高めで練習。

 

土曜初参加のS君によると、「プロを目指すような女性に

混じって泣きそうだった」そうです。

そっかそっか、私だって泣きそうだったんだよ、きつくて。

あはは。

今回の女性たちはここのクラスでもことに練習熱心な2人だった

ので泣きたくなるのもわかります。

でも「上手な女性たちだなあ」って思える感性は大事です。

早く上手になるためにはたくさん練習することと、上手な人と

長く一緒にすごすことです。

これを機に階段をまた一歩上ったと思ってくださいね。

 

次は日曜の3時間スペシャルのレポートです。

キューバンでいっくよーって本格的に宣言してやったレッスンて

今回が初めてだったんだよね?

キューバ人のあの動きはどっから来てるのかのルーツをみんなに

解説しながらすすめました。

LAスタイルとキューバンスタイルは見た目なんとなく違うのは

わかるけど、じゃあどこのどういう動きが決定的に違うのかって

ことをちゃんと教わる機会ってほとんどないと思うのね。

LAスタイルの人はLAスタイル、キューバンがいいって人は

キューバンってことでグループがわかれちゃって、ホントの

ところを明らかにするチャンスがあまりない。

インストラクターもあっちこっち混ぜすぎると踊りが乱れるから

どれが自分のベースかって決めてる方がほとんどだしそれが

当然だけど、私は今は固めたくない。

on1迫力出せるし、on2かっこいいし、on3玄人っぽいし。

決めなくてもよくないかな?

音楽次第にしちゃおうよ・・・。

 

というわけで今回はキューバン系の踊り方にあった音楽で、

あったスタイリングで。

曲はあえてオルケスタ・タバコ・イ・ロン。

アメリカ西海岸系て呼ばれてるバンドだけど、サウンドが

すごくカッシーノ(キューバンサルサ)ぽいのでこれにしました。

そうそう、今回のLAコングレスでも演奏するみたいです。

いいなあ、生できけるのは!!

 

まずキューバ人の踊りを決定づけているのは4でのタップです。

タップをいれると踊りに力強さが出ます。

しかしLA / NYスタイルはタップをいれると絶対に踊れません。

女性の回転が至上命題になっているところにタップをいれるわけ

にはいかないのです。

というわけで、カッシーノとルエダはタップ奨励ですが、

LA / NYスタイルにはタップ厳禁。

これはホントに重要です。

女性は男性の踏み方をみて判断してください。

 

次に、キューバンスタイルのサルサ(カッシーノ)のルーツである

ソンのステップ。これが前のめり・腕高め・回転しながら踊る

キューバ風ベーシックスタイルのもとになっています。

ポイントは一歩目を斜め後ろにひく、いわゆるクンビアみたいな

足運びをすることです。これを使うとゆらゆらと楽にフロアーを

移動することができます。

 

それにルンバ、マンボ、さらにステージダンスのステップを

やってみました。

 

そしてコンビネーション。キューバンスタイルでしか用いない

技を厳選してつないでみました。

まず、グアペアしながらのクロスボディリード(キューバでは

クロスボディリードのことをディレケノとよびます)。

これは女性が遊園地のコーヒーカップにのってる気分になれて

とても喜びます。

 

次にグアペアしながら女性を引き込む技。

そのとき気心しれたペアの場合は女性がずどんと下に

頭さげてください。気分は倖田來未!

お尻を残し、胸をつきだして体をもちあげるようにすると

悩殺スタイルになります。

 

次にグアペアしながら男性が女性の手をキャッチし、

ふりさげて思い切り下に沈んでからおきあがるヨーグルト。

このように、キューバンスタイルはグアペアをベースに様々な

バリエーションをつけることがとても多いです。

グアペアはルエダのベースにもなっており、彼らがダンスで使う

回数が圧倒的に多いということも知っておいてください。

 

最後は回転しながらのハンマーロック、くぐりぬけてバック

トゥバック、ステージダンス風ステップを活用したいれかわり

(このとき女性はクンビアステップをふみます)、最後に

マンボステップを使ってアクセントをつけてからほどきます。

マンボステップの部分はこのレッスンをうけたペアで

お楽しみください。

 

書きに書いてすっかり日も暮れました。

 

ああ、そうだ、金曜のアキヴァのこと・・・

別名「新宿3丁目レッスン」て呼ぼうかな?????

 

女性の方、金曜アキヴァは狙い目です!

2時間ほんとに休めませんから!!!

めちゃめちゃ練習になります。汗だくになれます。

ぜひぜひいらしてね。よろしくお願いしますm(~ ~)m

 

といいつつ実は男性は女性役やってもらわないと永遠にうまく

ならないので、ひそかに「よかったよかった」などと思ったりも

して・・・。

複雑な気分のRIOよりそろそろお別れです。

 

明日新宿でお会いしましょう!

 

 




この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
これまでの記事
記事検索