April 2012

April 29, 2012

いよっ おはようございます

朝です!昼か。いやーコーフンして眠れない眠れない、眠れないのになぜ昼かな。ひさしぶりに相方さんと一緒に朝ごはんです。この一週間ほとんど会ってなかったからなあ。いやー久しぶりです、ども〜みたいな感じです。

さあさあ昨日の横浜プレミアムサルサのご報告です。いやーすごかったなー。R10は同時にジュリ扇を出すところを一人ひとり順番に間違うことによって綿密な打合せのもとに行われたように見えてしまった「奇跡のミス」で結果ノーミス。les vanillesは木曜日の段階でほぼ完成していたのでそのまんま、貫禄の出来。そしておいらとKzは・・・・わはははは!!!!!おいらが滑りました。つるっと。あーもうすいませんほんとにごめんなさい何度でも謝ります謝れますかずきさん皆さん

すみませんでした

そんなわけで打ち上げですきっ腹にテキーラ立て続けに二杯、気持ちよかった〜〜〜〜もちろん「ぱっぱらぱらっ ぱっぱ」の歌つきで。にしてもやっぱ打ち上げがいいね。あの時間はこたえられない。踊った人手伝ってくれた人見に来てくれた人みんなで飲む、あれはホントにいい。たまらない。昨日はワタシがぐだんぐだんにくだを巻きっぱなしだったでそれもすみませんでしたが、もちろん人生悪いことばかりではなーい!チャレンジがあってそこを克服する、その分わずかな筋疲労がおこりほかの部分にしわ寄せがくる。だから今度はその倍がんばるんだぞ、っていうその繰り返し。いいいい、人生は必ず、努力にみあったものをもたらしてくれるさ!

でもって、赤レンガはほんとにいいねえ。肉体と頭脳の見本市だよ。昨日はYasuji&Saekoが文句なしのナンバー1。サンテリアとルンバの共演、素晴らしい充実感だったよ。さあ、今日から新たなチャレンジの始まりだ。6/2(土)こちらこそ本番の横浜赤レンガサルサコンテスト。新生KARAKURI、それにKz&RIOともに新作で臨みます。そして6/30(土)逗子海の家OASIS LATINO海開きで四人のOn2シャインを初披露。これまで進めていた六本同時並行から一気に三本になって、おいらの肩の荷は物理的には半分に、精神的には倍に追い込まれたってわけだ。なんたって横浜サルサコンテストの顔ぶれは単純にいって昨日の三倍に膨れ上がるわけで、その中でどれだけの成長を、工夫を、努力を、美と楽しさを、みんなのハートに投げかけるか、今日からそのチャレンジは幕を切って落とされたわけだから。練習はパフォ練だけが勝負じゃない。通常のレッスンでどれだけ大事に体を扱うかで本番の出来が決まってくるのだから。人は自分の肉体から逃れられない。この体で生きていく。それを生かすことができるのは自分しかいない。そうやって、少々あがくことがあっても、しんどいことがあっても、自分のよさ・自分の魅力を信じて、探して、磨いていく。これがダンスなんだねえ。

だから、6月に向けてもっとみんなと一緒にすごす時間をたくさん、たくさん持てたらいいなと願っている。一緒に踊って、一緒にショーを見て、乾杯して、今日の感想を話し合ったり笑ったりしょぼんとしたり、でもやっぱり楽しかったって絶対なるから。

ああ、いい緑だ!ファイトファイトファイト!



テキーラ!!

横浜プレミアムサルサいやっほーい終わったぜい!
みんなおつかれ〜〜〜!

そしてひとこと?

今日は、なーしっ!!許せっ



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April 27, 2012

横浜プレミアムサルサ前日

まず謝意を。今、私たちの結婚式と、この週末もう明日に迫った横浜プレミアムサルサの両方のために、この教室で出会ったたくさんの生徒たち・元生徒たちが動いてくれています。皆さんの時間を一分でも二分でもいただくことを貴重で得がたい幸運と思っています。ありがとうございます。

もう一つ、私に滅多に会えない方が私の生徒を通じてチケットの購入をしてくださったり、チケットの購入のために足を運んでくれたりしたことです。これはたとえば俳句の五・七・五が私たちにある感情をピンポイントで伝えることが可能であるように、私に勇気を奮い起こさせてくれた出来事でした。ありがとうございます。

そう、インストラクターというものはおそらく、一種の神秘に包まれており、どうやって日々の生活を送っているのか、どういう感情の構造をしているのか、たとえば金粉銀粉を振りまいているように「見える」とき、あるいはレッスンでまるで慈母観音みたいに誰にでもあたたかいまなざしを向けているように「見える」とき、その精神の強靭なことが皆さんを驚かせている「のだろう」ということが、最近になって私にも少しわかるようになってきたのです。しかし何事もそうであるように、その表側が華やかであるほど、その裏側、あるいは基礎工事にあたる部分、つまり友人との語らいであるとか、シューズを手入れしたり洗濯物に愛情をかけたりすることとか、家族との連絡を怠らないこと、特に全てのことに対して「ありがとう」を怠らないこと・・・そういったことが表の「華」を支えるのであるという意味で、インストラクターは全くもって、ただの、一人の、人間です。今日のこの雨が緑をうがつ音を、心を奮い立たせる力に変えてなんとかしてどうにかして生きているのです。

そう、明日なんですね。思いがけない出演の驚天動地を覚悟に固めたものの、一緒に出演してくれるR10、les vanilles、Kzのみんなの同意なくしては到底ここまでやってこれなかったでしょう。そう、今わたしは少し気持ちが揺れてます。出演するみんなの指導に熱を入れすぎて、自分が完成していないのではないかという心配。ああ、もう本当に・・・!!!!こういうときどうやって気持ちを奮い立たせて笑顔でみんなの前に出ていくことができるのだろう。「さあ皆さん、RIOのお出ましでございますよ、いつものように元気いっぱい、ぴっかぴかのエネルギーで皆さんにハッピーな時間をご提供するでござーい」という勇気。

大丈夫、それはいつも、そのときになれば空から舞い降りてくる。

はず

今回の一連のショーでは、この教室の(またはワタシの)新たな一歩を皆さんにお見せすることができるものと思います。踊り手の一人ひとりは自分の役割を最大限に発揮することに専念をするわけですが、それをあるタイミングで、ある形で、ある音に同時にのせたときに一種の興奮をそこに巻き起こすことができるかどうか、というチャレンジです。だからその感情は踊っている本人たち、私も含めて、にはわからないことなのですね。もしそのときばかりでもカミサマがこちらに気を配ってくれたなら、観客だけがワタシの試みているものの正体を見ることができるでしょう。これまで踊り手の一人ひとりにここはこうしてほしい、あそこではこうしてほしいと数え切れない要求を伝えてきました。時間が非常に限られていたため、出演者の全員がその意味をよくわからない状態で(何しろ当日まで全員が一同に会することはついにできなかったのです)、本番に臨むことになります。しかし全員が自分の仕事を独自に果たすことができれば、それは完結した交響曲になる。

はず

という祈りの境地にいます。カミサマ、こういうときばかりはどうかホントにいてくださいと思わずにいられない。そして18:30、どうかみんなのパワーを送ってください。多くのロックスターやアイドルがいう、「観客からパワーをもらってより大きなパワーを放出することができる」という言葉はたしかに本当です。

出演するみんなには、仕事と家庭あるいはプライベートライフ、そしてダンスの三つ巴の柱を支えていることは驚嘆に値することである、そんな自分を誇ってほしいということを伝えたいと思います。

レッスンの持ち時間は16:50頃から20分間で、担当はOn2です。サルサに様々なスタイルがあるということ、それが軋轢でなく楽しみであるということを、この20分でうまく伝えることができるかどうか・・やっぱりカミサマの降臨を祈るばかりです。

サルサあるいはラテン音楽とダンスを愛してやまない皆さんにとって、明日が幸福で、新たな出会いと感動に満ちた一日になりますように。

それでは明日、赤レンガでお会いしましょう!



April 25, 2012

5/2(水)GWサルサパーティー@新宿ラテンクラブレオンのお知らせ

20120502GWPARTY

新緑真っ盛りを目前にしてます。いい季節になりました。

来週水曜日、四連休直前の水曜日はパーティー開催です。
19:30−20:30 サルサレッスン 以降DJ HIGOのスピン
21:30にはHalf of KARAKURIが今年の新作"Turn off the light"を灯りをつけてプレ披露します。
¥2000w1d、20時までにご入場の女性は300円引です。ぜひいらしてくらはーい!

ところで今日4月25日はワタシの12年に一度のもっとも幸運な日ってことになってるんです。どうしよう、もう半分以上すぎたけど、何か打って出るべきなのかな。ただコーヒー飲んでるだけでも落ち着かないよ。 ワタシこそ幸運だ!という方と今晩はぜひ出会いたいです。それじゃ後ほどレオンで!



salsaconsul at 15:42|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

April 22, 2012

まこも先生のBOMBA!BOMBA!

MAKOMOさん練習練習また練習・・・横浜プレミアムサルサまでいよいよあと一週間です。メンバー、特にR10は今回の新しいトリクミ「ジュリ扇」を猛練習中です。これまでちょっとなかったタイプのかっこよさを目指します。つづくles vanillesとKz&RIO、三組のリレーショーをぜひぜひぜひぜひ応援してください。前売りチケット3000円お取り扱い中です。郵送もいたします。火曜日までにお申し出いただければ確実にお届けできます。また仲間に託すこともできます。どうぞお声がけください。よろしくお願いします!

そんな日々ではありますが、まこも先生主催のBOMBA!BOMBA!に伺いました。ミュージシャンとダンサーの交流をはかる意義あるイベント、毎年開催してもう14回目だそうです。敬服の一念です。私も楽○を復活させたい!!!と強く強く感じました。MAKOTOさんソンのシンガーMakotoさんによる、お客様と一緒にサルサの歌を作る講座。歌はもちろんお話もすごく上手!会場を一体化させる気配りも万全の印象深い講座でした。

さ、今晩は新宿でレッスン開催です。皆さまのご参加お待ちしています!



April 19, 2012

この顔にぴんときたら


20120418新宿記念写真












水曜新宿レオンに踊りにきて〜☆写真を撮るために腕を伸ばしたら一緒に顔も伸びたワタシと「大笑い」の「い」を発音中のメンバー。次回は4月25日ですね。お待ちしてます☆



April 18, 2012

チリの歌 "Gracias a la vida"

transit002-001旅行雑誌TRANSITは切り口が斬新で写真は美しくイラストはユーモラス、とても気に入っているシリーズです。特に2号の「美しきアンデス越えて」と15号の「美しきトルコ魔法にかけられて」は読み応えあります。

その「美しきアンデス越えて」を読んで以来、どうしても行きたい国筆頭がコロンビアとチリになりました。チリは選挙による社会主義が実現しながらも軍事クーデターによって誉れ高いアジェンデ大統領が無念の死を遂げたことで知られる国。「中南米では9・11とはこちらのこと」だそうです。

 そんなチリをビオレータ・パラという女性シンガーの足跡を追うようにレポートしています。代表曲「人生よありがとう」の歌詞は美しくて、またスペイン語の勉強にもぴったりです。

 その三番をご紹介しますね。

Gracias a la vida que me ha dado tanto.
Me ha dado el sonido y el abecedario,
con el las palabras que pienso y declaro:
madre, amigo, hermano, y luz alumbrando
la ruta del alma del que estoy amando.

("Gracias a la Vida" letra : Violeta Parra)

私にたくさんのものを授けてくれた人生に感謝します
音とアルファベットを授けてくれた
だから私は言葉を使って考えることができる 
気持ちを伝えることもできる
母と友と兄を授けてくれた
私の愛する魂の進む道を照らす
灯りを授けてくれた



 上記の軍事クーデターのとき多くの人々が弾圧されて命を失いましたが、そのときに心を奮い立たせるべく歌われていたのだそうです。 中南米の国々は政治闘争が激しいので、どの国のことを知ろうとしてもこういったエピソードから逃れられません。 自然、生きるために闘った人々を応援したい気持ちになります。

あーう、本も読みたいし、旅にも出たいです。



おもてなし

つかれたなと思って早く寝たら暗いうちに目が覚めてしまった。
心の処方箋みたいな本を数冊選んでぱらぱらと目を通していたら朝がきた。いい朝だ。もう何年も夜明けを見ていない。夜明けってこういうものだったか・・・。まだ誰も歩いていない緑の公園に鳥の声がさかんに響く。

知りたい、書きたい、という情熱にとりつかれているときは幸福。それがふと途切れたとき不安になるけれど、これはただ「つかれた」だけなんだそうだ。もうこういうことを何回か繰り返してきたはずなのに、「つかれただけ」というただそのことを認めるのさえ年季がいるなんてね。

二泊三日くらいふと場所を移動するだけで随分新鮮になれることはわかっているのだけれども。

昨晩義理のおとうさんが泊まっていった。新宿で同窓会があったそうでその帰りに一泊。そりゃあもう掃除掃除掃除。掃除してまた掃除。普段そんなに汚しているつもりはないけれど、お客様、それも「ぎりのおとうさん」というところに「がんばらあかん」感じがいやおうなく膨れ上がってしまって。一週間前から台所の換気扇の掃除に始まり最後はシンクをクレンザーでぴかぴかに磨いてお迎えして。

そして燃え尽きた。おとうさんがお帰りになったあと、乾杯のために(不謹慎だよなあ・・・でも、だって。)奮発してハートランドの瓶を買ってきたら、家の玄関で落として粉々に割ってしまった。涙がでてきた。

でもね、歳をとったおとうさんが「息子のお嫁さんにしてもらったら嬉しいこと」をしてあげたい気持ちって、あるじゃない。それって、しないほうが後悔すると思うのね。だからやってあげたくなるの。ありのままがいいってわけじゃないこともあると思うのよ。

いつもより6時間も早く起きてぴかぴかになった家で夜明けを迎えるなんて、こういうときでもないと味わえないことだろうから感謝しないとね。

今日は、水曜日か。12時間後に新宿にいきます。

もうすぐ横浜でイベントです。応援に、遊びに、きてくれる人は教えてください。今ちょっと勇気が足りないので、教えてくれるととても嬉しいです。チケットは郵送もいたします。

それでは、またね。



April 15, 2012

キース・リチャーズのオトコっぷり

あーうー・・・仕事のしすぎだ。間違いない。

今週はものすごかった。水曜日に大雨が降ってお客さんがKちゃんだけだった。それで二人で一時間、延々パフォーマンス練習をした。明日お尻が前にあったらどうしようってくらいひねりまくった。一応無事にまだ後ろ側についている。木曜日は二時半から九時半まで連続七時間の振り付けと踊りこみと新曲の編集と打ち合わせとついでにリハーサル。その間食べられたのはバナナだけ。空いている場所がお台場しかなかったのでそんなとこまでいって海を見るでもなく。

パフォーマンスをこんなにいくつもまわしているときにどうしてよりによってインスピレーションがおりてくるんだろう?多分、おいこまれているときのほうがアイデアは湧きやすいのだろう。

そして夜はこってりと化粧をしたためて2012新生KARAKURIの撮影(イベント提出用)をとって、その後R10の振り付けをする。今度(4/28)のR10はジュリ扇仕様。これに帽子のles vanillesとKz&RIOが絡む。今回も、前回1/28のプラチナさんで始まったシリーズ「ちょっとしたショー」になっている。ぜひ横浜で見てください。どーかなりそうなくらいみんながんばってくれているよ。ワタシの妄想をかなえる力は出演者からもらっているわけで、本当に感謝している。

ほんとはかーちゃんを呼びたいとこだね。「ご挨拶」にあるとおり実に点の辛いかーちゃん(ねーちゃんはもっとひどい)なんだけれども、その批評がストライクなのでいつも報われる。それから後輩のMちゃん。R10のCan't take my eyes off of youを見て「ライザ・ミネリみたいでした」と本気で言ってくれた(嘘は言わない人なのだ)。ストライクな人っていうのは本当にありがたいものだと思う。そういえばここに書いているような演目はまだYouTubeにアップをしていないんだね。わざとじゃないんだけど、うーん、やっぱりわざとなのかな、わかんないな〜〜〜?!やっぱり本番を見てもらいたいかな。それもできれば正面の真ん中で。わああああ面白かった〜〜〜って思ってもらおうと思って作っているから。1/28にいただいた拍手と言葉とまなざしがね、あれがやっぱりすごかった。これからも気合の入ったびっくりを作りだしていきたい。

今日はスタジオ取りのために早朝おきてきて半ば寝た状態でネット予約を果たして安心して二時間寝なおしてから今度はKARAKURI→R10→まだ無名のOn2シャインチームをはしごする。昨今シャインが中心なので足腰だけでなく胃がへたれて食欲もなくなってくるんだが、これもまた不思議なものでこういうめちゃくちゃな日にこそなぜか新しいステップができる。もう時間ない、限界だ、食べるものはあっても食べられない、くらいのときがなぜか感性は冴える。作るときはばっと作って貯めるときに貯めるという感じ。今のこのパフォーマンスラッシュ(R10、les vanilles、Kz&RIO二作、KARAKURI、On2シャインチームの合計六本同時進行)という状態は生きてる間でもそんなにないことだろうと思うので、年末年始にたっぷり休ませてもらった分、今は作る時期に突入してるんだろうと思って。栄養の取り方も前より要領を得てきたところでもあるしきっとうまくやれるだろう。

話は変わって、この二ヶ月くらいかな、空いた時間は有名人の自伝を読んできた。キャサリン・ヘップバーン、ブリジット・バルドー、マルレーネ・ディートリッヒ、本人でなく息子によるものだけれどハンフリー・ボガード、そして今はキース・リチャーズ。読めばいやでも著者を好きになる。いろいろいわれていても会えば好きになっちゃうみたいなもので、それぞれにいい。きっかけはアメリカで最も偉大な女優とされているのはマリリンでもオードリーでもなくキャサリンだ、ということを何かのきっかけで知ったことにある。なんでかなということでキャサリン・ヘップバーンを読み始めてから芋づる式にこうなった。読んでみればこれらの人々が周囲からどういわれようがどんなウソッぱちを書かれようが、なにくそと自分の信念を曲げなかったということがわかる。周囲からどういわれたか、どう扱われたかで揺らいでしまった人、たとえばローリング・ストーンズの創設者の一人といわれるブライアン・ジョーンズのような人は才能があっても造作が美しくても仕事を全うできなかった。何をもっとも重要だと考えているかということ。

おそらく友人を持つことだろう、それも様々な種類の友人を、というのが今現在の実感としてあって・・・わー変わったなー自分も。でも本当にそう思う。率直にものがいえて、いいものを共有できる友人がいない人生は骨と皮だけだよ。皮肉にもワタシの最も古い友人二人は「人生に相方や友人なんて必要だと思う?思わない」とほぼ同時に同じようなことを言った。そりゃ言われたワタシはかなしい。でもそういうことを言わせてあげるのもトモダチだろ〜〜〜ワハハハ!!!とにかくたとえ友人だって考え方まで巻き込むことはできないよ、でもいいものを共有できるとか、一つのことに熱中できるとか、そういうときにともに時間をすごす友人がいなかったら、人生という巨大は歯車はまわりはしない。

ところでキース・リチャーズは実にいいヒントをくれたんだよね。

「ライブは何よりも重要だが、レコードはそれに太鼓判を押すようなものだ」

ライブを「クラブダンス」、レコードを「パフォーマンス」におきかえると・・・そうなんだ、そうなんだよ。一番大事なのは即興で素晴らしいダンスを踊ること。しかし積み上げて練りこんでのったくって生み出す一作は、そこに音楽の編集、衣装の手配、人間関係の構築、写真の撮影、スタジオの手配、何より振り付けの試行錯誤、イベンテーターとのときに煩雑なやりとり、そして襲い掛かる体中の痛みと本番のプレッシャーといった様々の条件を全てクリアして、みんなの拍手喝采という太鼓判をもらうためのものだと今はわかる。もともとワタシはクサいものが嫌いだから、一見甘い作品に見えても中途半端に演劇のふりかけをまぶしたようなものを出すつもりはない。未熟だった自分も場数と反省を重ねてよりシャープな、よりエキサイティングなものを作る気持ちは今が最高潮をむかえている。

キース・リチャーズも曲作りのときは朝も昼も夜もなかったという。この域に達した人をドラッグなんぞで語るのは意味のないことだ。作って作って作った。演奏して演奏して演奏した。かつて自分のヒーローだった人たちと人間としてふれあい共演を果たした。ドラッグまみれになってなおかつ、ここまで人生というものを豊かに生きている人も珍しい。私は四十年遅れでやっぱりキースのことを好きにならずにはいられなかった。何が何でも信念を通し世界中にたくさんの友人がいるこの人は本当に器のでかい人だ。そのキースは母上のなくなる間際にギターを弾いてきかせたら「ちょっと音程が外れてたわね」といわれたそうだ。耳の確かな母を持つのは幸運なことだろうし、本人も明らかにそれを感じているけれど、だからといって家族に溺れない。こういう人だから友人にも恵まれるのだろう。



April 06, 2012

「サルサの踊り方」完全リニューアルしました

嬉しいご報告が二つです!

一つ目。前回4月4日(水)の新宿ラテンクラブレオンにおけるレッスンご参加人数が、さしあたって目標にしていた10名を突破して11名様のご参加をいただきました3月7日のスタート時点から毎回少しずつ少しずつ増えまして、桜の見ごろとともに大台突破。4月4日11名とゾロ目続きでこいつあ〜春から縁起がいいやとはまさにこのこと。この人数になると人と人との自然なつながりと一体感が出てきます。ご参加いただいた皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。5月2日のゴールデンウィークパーティーに向けてこれからもどんっどん盛り上げていきたいと思います。これからもどうぞごひいきに!

二つ目。ホームページのサルサに関する解説ページの改稿を進めておりますが、先日その第一頁「サルサダンスの歴史」をアップしたのに続いて、第二段「サルサの踊り方」を先ほど入稿しアップいたしました制作時間17時間。たんたんと走って42.195のテープを切った(一人マラソン、テープは自分で張ってからゴール)!今回はOn1、On2、On3、ロサンゼルス、ニューヨーク、キューバ、そして注目度の高いコロンビアまで各スタイルの目のつけどころを映像も交えて解説しました。また、はじめてサルサにトライする方が今後遭遇すると予想されるあらゆる状況についてもしかるべき対処法を記しました。これからサルサを始めようとする方にも、長くサルサに親しんでいる方にも、それぞれに面白く役立つ情報が満載です。ど〜ぞお楽しみください!

「新版:サルサの踊り方」はこちら
※YouTubeを交えた新版が表示されない場合は画面を更新(読み込みなおし)すると新版をご覧いただくことができます。



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