July 22, 2022

それ、一度でいいから言われてみたい話

忘れないうちに、次回のレッスンは8/21(日)17時から原宿で予定しています。

ただ、今の状況はなかなか緊張感をはらむものではありますね。私の知人も家族ぐるみで感染しました。幼いこどもも含まれています。自分が発熱しながら家族の面倒も見なくてはいけない状況は察するにあまりあります。

さらに医療が危うい状況になっていくならば、レッスンの中止もありえます。Kzとのレッスンは基本的に二週間前で確定させるようにしています。様子を見ながら、お知らせしますね。

さて、あのときはわからなかったけどいまならわかるよ、という気持ちになることはよくあります。特にやはり、お子さんを育てながらサルサにはまって、私のところに来てくださった女性たちの気持ちです。

日曜日の午後のレッスンで、「一週間で、この時間だけが私の楽しみだから」とおっしゃってくださっていた女性。その言葉の重みが、いまならわかります。あのときはごめんなさい。

軽く受け止めていたわけではないのですが、理解の深さが足りていなかったと思います。うん。

この時間だけが楽しみ、とはどういうことかというと。

「美容院にいって髪を切るのをあきらめるかわりに、伸ばし放題であか抜けない髪であることに目をつぶってもサルサに行く」

そういうことです。そうですよね?

きれいにして、おしゃれして、サルサに行きたいですよね。サルサって、モテる遊びですもの。

でも、小さい子どもがいると、どっちかしかできなくなるんです。おしゃれしてもどこにも行けないか、おしゃれしないでどこかに行くか。

それって、素晴らしいレストランには行けるけどそこで何も注文できないようなものです。

もどかしい。切ない。

そんな女性たちのジレンマやたたかいを、私はすぐそばにいながら、本当にはわかってあげられていなかったと今はわかります。

出かける直前まで子どもをあやしてなだめてスパゲッティーを作ったフライパンを洗って、「おやつは冷蔵庫の二段目に入ってるから!」と叫んで家を飛び出してきた女性たち。五時になると夕飯の献立を考えながらシューズをはきかえていた女性たち。本当にありがとうございました。私のレッスンが、その頑張りに報いることができていたかどうか。

で、そこに「でもこどもってやっぱりかわいいから」っていうオチをつけるのは違うよね、というのが今の時代だと思います。そこじゃない。

私たち、どうしてこんなにつらいのかしら、ということに女性だけでなく男性も気付きはじめました。ほんとですよ!

いま、子育てと家事のために仕事を休もう、手伝いじゃなくて主体になろう、そういう男性が確実に出てきています。

本当にまぶしいです。

サルサは男のカッコよさが輝く遊びでもあります。カッコよさの本質は思いやりですよね。女性がどういうことでツラいと思っているのか、その荷物を見抜いて軽くできる人がカッコいいのです。

かつては違いました。かつてのカッコよさとは「弱味を見せない人」でした。今はそんなの全然、です。時代は本当に変わりました!

今、世のなかで最もモテている日本男児といえば、大谷翔平さんでしょう。男女問わず、世界中からモテ倒している。野球を見ない人でも、海外でも、オータニのことは知っているという状況だそうです。

しかも、先日のオールスターではファッションでも第一位評価。その根拠は「カリフォルニア・クールを体現」ですって。どこまで持ってる男なんでしょう。

それで、どうしてここまで彼がモテているのかを考えるに、そりゃ野球のすごさは今さら言うまでもないですが、サルサにずっとかかわって、男性も女性もたくさんたーくさんお会いしてお話させていただいた私から見て、ですよ。

彼は日曜日の妻に「どこかに行ってくれば?」って、あの変わらない笑顔で言ってくれるだろうって。そして子どもとキャッチボールして、バーガーでも適当に食べさせて。そしてお片付けゲームしてから映画なんかこどもと一緒にみて。

そういう人であろうって、自然にそういうことをする人だろうって、信じさせてくれるんです。彼の歩んできた道のりとそのたたずまいから、彼は絶対に妻の疲労とジレンマを放置しないって、思わせてくれるんです。

それが、今の女性たちが求める「カッコよさ」だと思います。まさに、クールなんです。

それって、そんなに難しいことでしょうか。実は幸福って、気がつきさえすれば、すぐそばにあるものなのではないでしょうか。





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