July 03, 2017

ON2ブートキャンプが終了しました

今日は私にとって本当にうれしい日です。とても多くの方にご参加いただきました。期待してくださってありがとうございます。
ここ数週間、今日のOn2ブートキャンプのことをずっと考えて練ってきました。四時間のレッスンというのは久しぶりなのかな、はじめてなのかな。内容がとても多かったので、精神統一をしないと収集がつかなくなってしまいそうで、怖さもあったんです。
ニューヨークにいってきて以来、On1との本質的な差異が何かを考えない日はないくらいいろんな方面からずっと考えて調べて実験をしてきました。パチャンガが色濃く入っていてリズムがまぜこぜだったり、ニューヨークではキューバンスタイル、具体的にはルンバやソンがとても当たり前に踊られていたり演奏されていたりサルサに混ぜ込まれていたり、そのまぜこぜっぷりは素晴らしいと同時に、理解するにはとても時間がかかりました。それになにしろフレームワークの在り方がまったく違いました。そして技の展開の仕方に明らかな差異というか、On1との傾向の違いがありました。それらを全部理解して全体を構成していかないと、On2がOn2にならないのです。つまりなんちゃってになってしまうのです。実は私はなんちゃってOn2ですばらしい踊りをする人を少なからずみてきて、それはそれで、たとえそこにニューヨークぽさがなくてもかまわないと思ってます。ただ、私はライフワークとして、サルサを通じて街や民族を理解したいと思っているので、On2に溶け込んでいるニューヨークの人種、メルティングポットとよばれるあれです、あれを感じることが面白いんだろうと思っているのです。
さて、今日の四時間でそれらを伝えられたかというと、まったく伝えられていないです。そこはとてもくやしいんですけれども、それよりも今日一番大切なことは、男性に、もしかして自分も今日のレッスン内容を生かせばOn2で一曲踊り切れる、それも女性に笑顔をもらえる形で踊り切れる、という期待というか希望を持ってもらうということだったのです。予想以上に仕込み・・・つまり一つ目の「テンションをあわせるルーティーン」を全員がマスターするまでに時間を要しました。ただ、ここをないがしろにするとそのあと何をやってもかからないというか、今日レッスンをうけてもらう意味がないので、徹底してわかってもらえるようにしました。私が話したこと、ダメ出ししたこと、強調したこと、もう全部全部、本当に、On2を踊るために絶対できていないといけないことばかりです。ベルトを垂らす練習、ぜひやってみてください。膝、腰、腕を正しく「動かしたほうが」ベルトは揺れないということを試してみてください。そして、その感覚がわかってくると、今度はOn1のフレームワークとはなんぞやという気持ちが自然とおきてくるのです。その目でOn1を見直してみると、今度はOn1の底力を発見するでしょう。私がOn2を教えるのは、On1よりOn2のレベルが上だからではありません。比較の対象ができると、それぞれのすごさがくっきりと際立ってわかり、結果どうなるかというと、人間は素晴らしいということがわかります。私が一番教えたいことはそこにあります。
ぽえたまでOn2の基礎をとりあげ、ゾナリブレでは「置き換え不能のOn2」を企画して続けてきました。レッスンをすればするほど、そのたびに発見があります。その蓄積のおかげで今日のレッスンができました。これまで参加してくださった皆様に心から感謝します。ありがとうございました。
今日は用意していたことのうち7割くらいで終わってしまいました。心残りですが、無駄なことはしなかったのでくやしさをかかえて前に進むしかありません。今日お教えしたことは、私が前からキーワードにしている「クラブサバイバル」に必須の内容を含んでいます。曲の途中でふっととまってみる、曲がひっくりかえったときに素早くさりげなく戻す、同じシャインのステップを違ったふうにみせる、踊り始めは回転数の少ない技を組み合わせてテンションをあわせ、ただしいかにも初心者さん風の単調な流れにはしないパターンを作っていく。男性が本当に必要としているのは、こういったことではないでしょうか。
最後に紹介したのは本当に難しい技でした。この「上には上が」的なものも、やっぱり知っておいたほうがいいと思います。みんながみて「うわっなんだこいつ」と思うようなリーダーがやっているのがあのレベルです。あんなのを涼しい顔で、すごく早い曲で即興で決めてしまう人がいるということについて、いったいどういうふうに考えたらいいんでしょうね?私にもわからないですけれども、まあいいや関係ないやと思ってしまう感情があるとしたら、もしかすると無意識の天井というものなのかもしれません。自分もやってやる、できる人がいるんだから自分もできるはずだとチャレンジすることによって、いつのまにか天井を突破できるのかもしれません。私もレッスンをがんばりますので、みなさんもあとひとつ、まだまだあとひとつ、という気持ちでダンスに取り組んでみてくれたらうれしい。女性もあんな技を練習する男性を放ってはおきません。女性に頼んでかけさせてもらってみてください。
今回はベーシックもCBLも使わずに待つ方法、というのができませんでした。女性専用のシャインの時間もとれませんでした。ごめんなさい。両方とも次回に持ち越します。蒸した窯の中みたいな天気の今日レッスンにきてくれて、本当にありがとう。練習をして、クラブでソーシャルで力を発揮してください。そして誰かに「あれ、うまくなった?」っていわれたら、ぜひ教えてください。



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