January 18, 2016
イベント”Talk'bout Santeria(トーカバウト サンテリア)”のご案内
私は二十代でサルサに出会いました。
オルケスタ・デ・ラ・ルスの国連平和賞受賞がそのきっかけでした。
そのときニュースで、演奏する彼らの足元に「行ったりきたりする
男女」の頭部がちらりとうつりました。
これが私のサルサダンスとの出会いです。
それからキューバ、プエルトリコ、アメリカ各地へと足を伸ばし、
サルサおよびカリブ音楽のはらむ多民族性、世界性、歴史性の
魅力に取り付かれて早二十年になります。
皆様も、私と同様にカリブの音楽やダンスの節々に人類の歴史が
刻まれていることを幾度も感じてこられたことと思います。
中でもキューバの宗教音楽/舞踊であるサンテリアは、黒人奴隷
たちのルーツであるヨルバ族がはぐくんできたリズムや物語と、
キリスト教の聖者信仰との結びつきがキューバの島で独自の文化
として花開いたものであり、その奥深さ、芸術的完成度の高さは
類をみないものと思われてなりません。
複雑なリズムに対する感性と、並外れた肉体性を求められるサン
テリア。
その演奏や舞踊は「秘伝」ともいえるベールに包まれており、そう
やすやすと手を触れてはならぬものといった神聖さを感じさせます。
そのような中、近年日本にサンテリアの優れた音楽家/ダンサーが
登場してきたことを、本当に喜ばしく誇りに思います。
本企画はサンテリアの演奏家を迎えて、その真髄や楽しみ方を
教えていただこうというものです。ゲストの萩谷さんとは飯田橋
ポエトリーの移転先である新宿カフェ・ラバンデリアで出会いました。
以来、若手のミュージシャンやダンサーとともに精力的に活動し、
確実にファンを増やしていく姿を目撃してまいりました。
サンテリアのお話と美味しい食事を通じて参加者が交流を深める
一助になりましたらこんなに嬉しいことはありません。
サンテリアを長く楽しんでこられた方も、本記事を読んで興味を
ひかれた方も、お気軽においでください!!
”Talk'bout Santeria(トーカバウト サンテリア)”
日時:2016年2月6日(土) 12:30−15:30&
2016年4月2日(土)12:30−15:30(二回シリーズ)
場所:ペルー南米酒場ワンチャコ
東京都新宿区百人町 1-24-8
新宿タウンプラザ地下1階
電話:03-3368-2780
JR中央線大久保駅南口より徒歩1分
新宿駅西口より徒歩10分
地図 http://huanchaco.net/?page_id=38
ご参加料金:1000円+お料理&ドリンクオーダー制
(お料理は大皿を頼んで皆でシェアしたいと思います。
どうぞ割り勘にご協力ください。ドリンクは500円程度です)
ゲスト講師:若手アフロキューバ音楽演奏家の萩谷嘉秋(はぎや よしあき)さん
タイムスケジュール
12:30− サンテリアについての基礎知識(資料をご用意します)
13:00−お食事&ゲスト講師を交えての交流会
14:00−15:00 萩谷嘉秋さんのキューバ紀行&サンテリアに
関するお話
15:00−質問&フリートーク(サンテリアについて、どのような簡単
なことでも質問させていただきたいとお願いし、萩谷さんから快諾を
いただきました。
リズムのこと、現地での生活とのかかわりの事、ライブで楽しめる
ワンポイントなどどんどんぶつけてください!)
資料の部数の見通しをたてたく、下記にご参加希望をお知らせください。
ご欠席の場合キャンセル料はいただきませんが、ご一報をいただけ
ましたら幸いです。
主催:東京カフェ・サルサ
お問い合わせ:tokyocafesalsaあっとまーくgmail.com
この企画のフェイスブックイベントページが立ち上がりました。
こちらです