August 23, 2013

今晩のレッスンではキューバ音楽の多様さを改めてご紹介する故

これまで三回のレッスンではルンバ、クバトン、ティンバを主に使ってきました。

ノリノリのティンバの影になってときに見逃しがちなことですが、キューバのミュージシャンはジャズよりのシックなサウンド作りも非常に得意にしてます。たとえばこんな音は皆さんどうですか。嫌いって方はいないと思うのですが。この手の曲はソン+ジャズ+ルンバで構成されてます。曲全体の構成(メロディーの提示から掛け合いへ移行)がソン、ブラスセクションの充実性とピアノの音色にジャズの影響、そしてリズムの一部にルンバを活用しているわけです。冒頭0:15-0:21あたりにルンバのリズム(2・3のクラーベの最後の一打が遅れて入ってくるいわゆるルンバクラーベ)が使われているのをチェックしてみてください。ルンバはこんなふうにラテン音楽にさりげなくまぶされることが多いのです。そして後半どんどん音が重厚さを増していく。ブラスとコロの華やかなことこの上なし!黒みがかった大輪のバラといった趣であります。




 
今日はそんな大人キューバもご紹介したいと思います。

空には例によってごろごろと怪しい響きが鳴り響いておりますが。ご関係者様ご一同、無事のお越しを。


salsaconsul at 16:17│Comments(0)TrackBack(0)

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