March 21, 2013

東京カフェ・サルサ第三弾:レポート

素晴らしい陽気に恵まれまして最高の盛り上がりとなりました昨日の東京カフェ・サルサです。
今回もみどりさんの手になる素晴らしい写真が輝く瞬間を記録にとどめてくれました。

megu











MUSICA Y ANTI-CAPITALISMO。めぐちゃん相変わらずかっこよいね。


rie











飛び込み参加のリエさんは元国際線・船の添乗員。


 
開会前、ラバンデリアのフジモトさんが、音楽・芸能関係者と政治・社会学関係者の交流不足こそが、そもそもこういったカフェ設置の動機になっているんだということをお話くださいました。 「学び×飲み×ダンス」企画はラバンデリアさんのコンセプトとよくマッチしておるのですね。

振り返れば長い道のりでした。飯田橋ポエトリー時代から何年がかりでここまでやってきたことでしょう。まずポエトリー&ラバンデリアを継続してくださったフジモトさん&サトウさん。ずっと通い続けてくださる皆さんには本当によく助けていただきました。

そもそもフジモトさん&サトウさんとワタシをつないでくださったのは、今はなき表参道のインテリジェント・イディオットという本屋さんの女主人であられました。ワタシのブログを見てメッセージをくださったのです。この書店はラス・チカスという由緒あるカフェのある建物の一角にありました。国際都市東京を凝縮したような場所でありました。 あのメールがなければ昨日の東京カフェ・サルサも存在しなかったのです。

neko

















名物ラバネコとともに講義を拝聴。

さて、伊藤さんの集められた膨大な資料を前にしますと、ラテン音楽の持つ広がりというか奥行というか、その時空間の広大さの前に1時間15分はあまりに短すぎるということを改めて痛感せざるをえませんでした。またのご講義をお願いすることになりましょう。

面白いお話がいくつもありました。かわいくも切ないお話としてはたとえば、カリブ海の島々の原住民とその文化はほとんど絶滅したが「マラカス」は残っているということ。

ビゼー作曲のオペラ・カルメンの「ハバネラ」にはアフリカ⇔カリブ⇔ヨーロッパの三角貿易で伝わったアフリカのリズムが取り入れられていること。




同じヨーロッパ系統の音楽でありながら、グアヒーラはアフリカ色の強いキューバで人気が長続きせず、一方でヒバロ系音楽は白人の割合が高いプエルトリコで今も健在であること。 ヒバロ系音楽→プエルトリコ系サルサ音楽に引き継がれる物悲しいマイナーコードは、フラメンコで有名なスペイン・アンダルシア地方のギターのコードが影響していること。

パチャンガが当初キューバで登場した際、そのリズムはどちらかというとメレンゲのそれにそっくりであったこと。 パチャンガを代表する一曲:ジョー・キハーノの"La Pachanga se Baila Asi"(1962年発表のアルバム『La Pachanga Se Baila Asi』に収録)は「チャランガはバンド形態でパチャンガはダンスだよ」と説明する「教化ソング」だったということ。




Hay una discusion en el Barrio de como se baila pachanga. Hay una confusion en el barrio, que creen que charanga es pachanga. Una charanga es la orquesta que esta de moda y una pachanga es el baile que se baila ahora.

エル・バリオ(プエルトリコ系住民が多く暮らすNYのイーストハーレムのこと)ではどうやってパチャンガを躍るかが議論になっている。エル・バリオにはチャランガとパチャンガの混乱が起こっている。チャランガは流行のバンドの形態で、パチャンガは今踊られているダンスだ。


・・・などなど、トリビアの玉手箱です。

会終了後の飲み会では、パチャンガが流行した際は参加者がスカーフを振り上げて”Caballo!”(カバージョ!馬の意)と声をあげたことも教えていただきました。乗馬のときの ぱっかっ ぽっこっ という上下動のリズムは確かにパチャンガのリズムにそっくりです。しかもパチャンガダンスの練習で最初に行う膝の屈伸運動、あれがまさに乗馬のリズムそのままなのです。これには興奮しました。

パチャンガダンスは膝の屈伸に横滑りを組み合わせていきますが、その起源を突き止める上で考えられるルーツの可能性も示していただきました。このへんを次回ぜひとももっと突っ込んで伺って、伊藤さんとともに妄想をふくらませてみたいところです。

ito











講義を終えてようやく一息つく伊藤さんと参加者が道端で立ちビール。


yoko











おかげさまで大変な賑わいとなりました。常連は道端でDJ JINからの究極の配信待ち。


mirror



















本×ミラーボール×魅力的な人々。この組み合わせの妙がラバンデリア。

お詫びもございます。その一.向かいのタコス屋が臨時休業してしまいました。二.伊藤さんから資料をもらいそこねました。ごめんなさい。

次回東京カフェ・サルサは4/29(月・祝)開催、日本ラテンバンドの代名詞:東京キューバンボーイズの二代目リーダー見砂和照氏をゲストにお迎えします。どうぞお楽しみに。


トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
携帯にブログ更新を通知
出張・出演のお問い合わせ
RIO presentsSALSA FRESCA TOP
これまでの記事
記事検索