June 08, 2012

人生は自分次第さニューヨーク

今日は中野で開催する二回目のパーティーの日です。いいお天気で何より。このパーティーでは、|聾気諒を対象にした▲汽襯汽瀬鵐垢剖縮のある方にとっての気軽なチャンスの場でF瓜に踊りなれた方が満足できるだけの時間的余裕とDJの手腕を提供する、というようなコンセプトが大体まとまってきているのではないかと思っています。「家の近く」ということがサルサファンの間でキーワードの筆頭になってきている昨今では、こういった地元系イベントはなかなかの可能性をもっているのではないでしょうか。中央線沿線にお住まいの皆さまはぜひ寄ってみてください。

さて、出かける前に「つながり」について少々。
最近役者さんたちの自伝を集中的に読んでいて、その理由が「映画や舞台といった虚構の世界と家族や住まいや請求書といった現実との世界の折り合いをうまく つける方法を知りたいから」ということはこれまでに書いてきたとおりです。名声とは何か、その意味あいや重要性や非重要性とは何かということも大事なテーマです。ハリウッドやニューヨークで活躍する役者たちはその点で究極の経験を持っており、成功あるいは転落あるいは中庸の道を自らの手一本でコント ロールしなくてはならない過酷な環境にいます。何冊か読むうちに「自伝と他伝とはその重みにおいては全然比較にならない」ということがよくわかってきまし た。だから最近では基本的には自伝中心に本を選んでいます。

そのうちに思いがけない「つながり」というものがあらわれる瞬間があって驚くことがあります。昨日一昨日あたりには、随分前に読んだ「ドナルド・トランプ 自伝」が「ミア・ファロー自伝」と「家賃」というキーワードでつながるという摩訶不思議な体験をしました。ドナルド・トランプという人はニューヨークの不 動産王と呼ばれている人で、未開発の土地や古いアパートを高級マンションやエリアに生まれ変わらせることに長けたいわゆる「億万長者」です。彼は自伝の中 で、ニューヨークにはかつて「長く一箇所に住んでいる住人の家賃はおいそれとはあげられない」という法律(日本でいう条例、にあたるのかな)があって、それがために古いマンションをたてかえてそのエリアに適正な家賃へとひきあげることができない、よって価値ある土地やマンションがさびれてゴースト化する一方である、ということを議会に働きかけて最終的には法を改正させた人なんですね。それによって、女優のミア・ファローは10代から暮らし養子を含む大家族 を養ったマンションを手放すことになりました。

さてそのミア・ファローはマーサズ・ヴィンヤード島にとある家を見つけてほぼひとめぼれで購入したそうですが、この地名はついこの間までワタシが二度三度 四度と読み返していたマイケル・J・フォックスの『ラッキー・マン』に再三登場していました。彼の妻の実家がある場所だそうです。マイケルは休暇中にここ でマラソンをしている最中に「左半身が全く動いていない」と妻に指摘されて車で連れ帰られました。パーキンソン病の症状が出始めた頃のことで、その後のス トーリー、彼の人生に対する気付きとその表現力の豊かさは「面白い」とか「感動的」とかいった月並みな言葉では到底言い表せそうもなくて、うーむー・・・ 「これが人間だ」というような衝撃を深く長く感じ続けています。

でもって、家、すなわちどこに暮らすかは私たちにももちろんとっても大事なことですが、役者たちにとってその重要さはますますもって大きなもので、というのも撮影の二大拠点であるロスとニューヨークは西と東の端っこ同士で、かつロケが加わると何週間か何ヶ月か家を開けなくてはいけなくて、その間の維持費や人件費は途方もなくて、かつパパラッチに終始囲まれていて、そんな中でもくつろげる場所も必要だし家族もいる、さあどうしようというような状況は理解はできませんが想像はできます。

でもって、現在ミア・ファロー自伝と並行して読んでいるローレン・バコール。田舎に一軒家を購入してその手入れに夢中になった(プールを作る、噴水を作 る、イギリス風の庭を造るetc.)ものの、やがてその家を一人で維持することは不可能とわかって手放したという一連の顛末が描かれていて大変興味深いも のです。田舎にいくほど人付き合いはペア(夫婦)単位で行われるもので、一人で生きることを選んだ身には交際に限りがあるのだということも率直に述べられ ています。これもまた、人間の生きかたには実に多様な要素が絡んでいるのだという深い学びをもたらしてくれた一節でした。

そのローレン・バコールの初婚の相手がボギーことハンフリー・ボガードで、彼がフランク・シナトラと比較的ひんぱんな交友関係があったことは、バコール& ボギーの息子スティーブン・ボガードの著書で知っていました。(フランク・シナトラといえば数ヶ月前の飲み会でカラオケの話になったとき「じゃ、センセ (ワタシのこと)は誰の歌ならうまいと思うんですか」ときかれて、「フランク・シナトラ」とこたえて座がしーんとなったことがあります。ワタシはシナトラのニューヨーク・ニューヨークを聴いて泣くのがストレス解消法なんです。趣味が古すぎるんですかね?だってすごくいいんですよ!)

でもって、ミア・ファローの初婚の相手がフランク・シナトラなんですって。全然お似合いじゃないよーーー。もちろん当時みーんながそう思ったらしく て、その通り二人はすぐ離婚しちゃうんですけれども。ミアは一方的に離婚届をつきつけられてすごくショックだったと書いています。

そのミア・ファローが後にウディ・アレンと事実婚の関係となり、

ウディ・アレンはミアとの間の養子に対する性的虐待で大スキャンダルとなり、

その裁判の間ウディの映画に出演していたのがマイケル・J・フォックスで、

そんな騒ぎの中でも全く変わらぬ態度で監督業をとおしていたウディ・アレンは一体どうなっているんだ・・・という驚きをマイケルは『ラッキー・マン』の中で述べていました。

というつながりです。あの世界も狭いというのでしょうか。

今時点での自分の気持ちとしては、「ミア・ファローすばらしい」が一位で、「ウディ・アレン本人よりも、その権力というより金力(?)に群がるセラピストだの元警察官だの医師だのが許せん」が二位で、それらのはるか彼方にマイケル・J・フォックスはオトコだ!というのがあって・・・

ああ、本て素晴らしいですね。最後に『ニューヨーク・ニューヨーク』をさあ皆さんご一緒に〜♪
”It's up to you, New York, New York・・・!!!”






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