February 16, 2012

研ナオ子のファン

ワタシはあるときから研ナオ子が非常に美しいと思うようになって、特別に何もしないけれど自分は彼女のファンだとなんとなく自覚している。

それは確か、彼女が紅白歌合戦かなにかで「夏をあきらめて」を歌ったときのことだったと思う。それまで鼻の穴と口の大きいブス女というイメージをむしろ本人が誇張していたのにすっかりだまされていた自分はこのとき強く驚いた。この人はキレイにもなれるんだ、という驚きであった。キレイであるべきときと道化であるべきときを使い分ける大人をこのとき始めて見て知ったのだった。そしてそれはいつもキレイだったりカワイかったりするよりも遥かに「カッコイイ」と幼い自分には思われた。背中のばっくりあいたドレスをきた痩身の研ナオ子はそのとき尋常でなく美しかった。彼女が結婚しているときいて、こういう女を選ぶ男はホンモノだなどと生意気なことを考えたことも覚えている。

その研ナオ子がエゴ・ラッピンの「色彩のブルース」を歌ってはくれないものだろうか、と考えている。あの曲は素晴らしいとは誰でも思うことだろうけれど、「ココロを〜〜〜溶か〜すシキ〜サイのぶる〜〜〜うすう」と一切からだを揺らしたり余計な身振り手振りをいれたりしないで淡々とうたう研ナオ子が切実に見たい聴きたい。気合いいれすぎてすーはー息継ぎの音なんかさせない人がうまいと思うので、ちあきなおみもつくづく素晴らしいと思うけれど、研ナオ子の「とつとつ」とした歌い方が寒い今夜は妙に恋しい。

エゴ・ラッピン『色彩のブルース』





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