November 29, 2011

センスのいいお医者さん

イチョウの実

一昨日の夜、稀な熱心さで
歯を磨いていたら虫歯を
みつけてしまいました。



奥の内側の目立たないところに。
痛みはなくてもこういう何か気になるところがあるとその心理
的ひっかかりがパフォに差し障るのです。

それで翌朝、歯医者開業直後に電話したら幸いその日に空き
があったので出かけていきました。

実はその歯医者さんには10年以上も前からお世話になって
いるのですが、ここ数年担当に入ったお医者さんがちょっと
キツめの人で足が遠のいていたんです。

たとえば、歯槽膿漏のこわさを必要以上に説かれたりすると
歯槽膿漏がこわいのかその人がこわいのかわかんなくなっ
ちゃう、というような。あれもしないといけないこれもしないと
いけないと次々保険のきかない治療を先走ってすすめられる
と困るのです。

それでビビリの自分は車中でだんだん気分が暗くなっていった
わけなんですが。

到着してみると、なんとお医者さんが交代していました。
若いのですがすごく一生懸命で丁寧にすすめる方で。

今ワタシがさしあたってコマっているところだけに限定して一番
よい方法をすすめてくれるから、すうっと気分が楽になっていき
ました。

そしたら治療がおわったあとであえて今虫歯でない別のことま
でこちらから質問してみる気になりました。
期間とか予算についてですね。保険のきかない治療は清水の
舞台から飛び降りる覚悟がないとできないですから。

そしたらそのお医者さんは、そのことについて話そうかどうしよ
うかとは思ったのだけど、あえて求められるまで言わなかったと
いうことがわかりました。

この「言う言わない」の判断の絶妙なところは自分も普段から
その大切さと難しさをもっとも感じている部分なので

何かすごく爽快であたたかい気持ちになりました。

長く勤めてくださるといいな。




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この記事へのコメント

2. Posted by RIO   November 30, 2011 23:29
そんなそんな、この歯医者さんには全然およびません。きっとワタシよりずっと年下の方だと思うんですけれども。すごくよいことを教えてくださったなと思って。
KONOMIさんいつもあたたかいメッセージありがとうございます
1. Posted by KONOMI   November 30, 2011 02:10
なんてすばらしい気付きなのかと思ってしまった…。やはり、RIO先生は只者ではない!!
見えてしまう人はほんとうは言いたくてしょうがないけど、それをあえて我慢して気付いてもらうように運ぶ。難しいことですが、RIO先生なら…
さすがです。

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