September 16, 2010

9月からの恵比寿レッスン:レッスン内容方針について

今回の旅行はやけに疲労が激しく立ち直りに思ったより時間
がかかってます。幸い昨日はゆっくり休息がとれましたので
ずいぶん体が動くようになってきました。
そのつかれかたというのが体のツカレというより頭のツカレで、
毎晩アメリカと日本とインド(なんでじゃ)がごっちゃになった
種種雑多な夢にうなされ、それも何かに追われているとか締
切に迫られているとかいうものばかりでホントにマイりました。

脳疲労、というやつです。

起きるとぐったり、汗びっしょりなのです。

といってもこの状態ははじめてではありません。手なずけるこ
とが大事です。

「脳疲労」というヤツは旅行前からずいぶん気にしていた言葉
です。どういうものかというと、デスクワークで少しも体を動かし
ていないはずなのに仕事のあとどうしても運動する気がしない、
買い物も散歩も何もできない、というあの状態がそれです。
脳が指令いっさいを出すことを拒んでしまうのです。

調子がよいときはどんなにスケジュールが詰まっていても少し
も苦になりません。しかし脳疲労のときは何もやる気がおきな
いばかりか、程度が進むと自分の存在価値さえ疑わしくなる、
といったマイナスの感情に支配されるところが問題なのです。

日本では電車でみんなぐったり寝ていますが、あれは明らか
に脳が疲れきっている証拠です。

さて、なぜ今日この話題なのかというと、木曜日は一週間の
なかで脳疲労がピークに達している日ではないかと思うから
です。稟議書の締め切りが明日の朝だとか商談だとか会議
だとか、何かとこの日に最大のプレッシャーがかかってくるこ
とは多いのではないでしょうか。また、できれば明日に持ち
越したくないという気持ちからついこの日に仕事がたまって
しまうという方もいらっしゃるかもしれません。

私のレッスンの中でも木曜日はたまたま難度が高いといわ
れる日になっていますので、脳が疲れている今だからこそ
「そういう日に楽になれるレッスン」の構成を考えやすいの
ではないかと思っているわけです。

今回アメリカのサルサ事情を見てきて、一番強い印象をうけて
いるのがアイソレーションからボディムーブメントに落とし込む
レッスンの徹底ぶりです。この練習量の差が事実上の日本と
アメリカのサルサの差になっていると思いました。
ペアワークのレベルは日米で差はありません(関節技を生か
したものは別としてですね)。
個々のボディの表現力が非常に大事だと感じています。

アイソレーションは木曜日と日曜日に練習を重ねてきました。
継続的にご参加いただいている方には下地はすでに十分です。
今回渡米してみて我々にプラスして必要とされている筋力の
強化をはかった練習をとりいれたいと思います。

その部位とは、首まわり、コア(胴体と脚部の接続部分)、腕の
三点です。これらを強化する練習を本日の恵比寿からとりいれ
ようと思います。

といっても先ほど書いたように、木曜日は皆さんの脳疲労が
ピークに達していると思います。ですからはじめは床に座って
脳のツカレを癒すような運動からゆったりとはじめて、いつのま
にか体を動かしたくるような流れを作りたいと思っています。

シャインも、覚えるツラサから脳を解放できるような内容でやって
みたいです。

三ヶ月後には皆さんそれぞれが着実に伸びていると自分で
実感できるように願っています。

私も今日は朝からがんばりました。そろそろコーヒーブレイクを
とって、と。そして愛しの恵比寿に向かいます。


salsaconsul at 14:41│Comments(0)TrackBack(0)

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