August 30, 2010

悪夢、再び

日本以外の多くの国ではコンサートが時間通りに始まって
時間通りに終わるなんて事はほとんどありえないと思う。
けれどグリフィス・パークのライブはきっかりに始まって
きっかりに終わった。公共の機関なので、そのへんかた
いらしい。

人々はその後このあとどのクラブに流れるか盛んに確認しあっ
て各々の車に散っていった。そう、みんな妙にドレスアップして
いるなと思ったら、その後クラブにいくことも計算にいれての
ことだったのだ。

私のもてなし係になってくれた方がいくつかのクラブをあげて
くれた。「ロサンゼルスのサルサシーンが今どのようになってい
るか見ていきたい」といったら、あろうことか宿泊先のホテルに
一番近いところが木曜日、かなりいい感じなのだという。

私はグリフィス・パーク近くのクラブが非常に盛り上がっていると
きいていたのでそちらにむかいたかったのだが、厚意をけりたく
なかった。

あとから思えば、これが私のよいクセであり、同時に悪いクセで
もあったのだ。

相談して、私がその人の車についていくことにした。

フリーウェイでは時速を出しすぎないよう確認し、もしはぐれたら
待っているから、とも。

私はカーナビがあるからもしはぐれても大丈夫です、先にいっ
てください、といったのだが

もてなしたい方はそういうことを自分に許さない。

車はすぐにフリーウェイに入り、順調にサンタモニカにむかった。
時速ははやくて時速65マイルと決めてあったので不安はなかった。

しかし、夜のフリーウェイは運転する人の気持ちをかきたてる。
昼間よりすいているぶん、全体のスピードがかえってあがっている。

私は先導車と車間距離を保ちながら、同時に割り込みに快感を
覚えてならないらしいロスのドライバーに隙をみせないようにする
ことに集中した。

それでも一回は割り込まれた。ハラをたてている暇はない。
ほおっておけば自然に流れる、とはやる気持ちをおさえる。

実際にしばらくすれば左に流れていく。とにかく車線をかえること
が目的のドライバーなのだから、ほおっておけばやがていらつい
て自分から車線をかえるのである。そう、ポイントゲッターのような
やつらなのだ。

先導車は最低限の車線変更で目的地に向かっていた。
その際も後続車がつまっていないタイミングを見計らってウィンカー
をだしてくる。

私はこれまでイメージトレーニングを繰り返してきたとおり、目視を
怠らなかった。

それでもフリーウェイには悪魔がいた。


先導の運転手から届いたねぎらいの言葉です。


「私はミラーで二つの車が接近するのをみていました。次の
出口まで2マイルあったので、一度高速道路をでてからもう
一度入りなおして現場にいったのですが、もう誰もいませんでした。

あのあとクラブで1時半まで待っていました。
かえってからすぐにメールをあけました。
メールが届いていて本当に嬉しかったですよ」





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