August 30, 2010

グリフィス・パークで

まだ明るいうちに出発できるのはうれしい。フリーウェイにのる
恐怖感はほとんど克服されつつあった。
ところが帰宅ラッシュのピークだった。ダウンタウン近辺は上りも
下りも車がとぐろを巻いている。木とか花とかが一つも視界になく
高層ビルの間にぎっしりおしこまれた車がのろのろと動く。
息がつまるようで耐え難かった。

そのぶん、やや高原状になっているグリフィスパーク地帯に入った
ときの開放感は大きかった。すでに始まっているライブの音が
駐車場まで届いてくる。比較的高い年齢層の人たちが急ぐでもな
のんびり会場に入っていく。

ストレスフリーの環境。でもみんなちゃんとドレスアップしてくる。
普段着とか仕事着できている人はみあたらなくて、男性はシャツに
気をつかっているし、女性は襟ぐりや肩を露出したワンピース姿の
人が多い。カジュアルな環境の中でドレスアップした人々はなかな
かステキだった。年齢層は高め。「競争するのはもういいよ」という
領域に達した人々がこういうところに集まるんだなと思った。

どこにでも「市長さん」みたいな人はいる。新人をみかけるともてな
さずにはいられない人。ここを好きになってもらいたいのだ。私は
あっという間にずいぶんたくさんの人々に紹介いただいた。

サルサ・ロサンゼルススタイルはまったくもってロサンゼルススタイ
ルのままだった。カウント・タイミング・テンション・表現の仕方、どこ
をもってロサンゼルススタイルとよぶのかひとことでは言いにくいけ
れども、「基本は1でずらしは自由」というタイミングの取り方にこそ
ロサンゼルスのスタイルがあるのではないか。

改めてロサンゼルスのスタイルをフラッシーのひとことでまとめるの
は違うと思った。原則をおさえた人々だけに許されるずらしによる
緊張と興奮。そこかな、と。

にしても若手の男性がうますぎる。いろんなうまさがあるけど、一つ
にはソロ、つまりシャインとアイソレーションの能力が高い。もう一つ
は女性のカラダを関節で支配することができるということだ。マーシャ
ル・アーツというのが該当するんだろうか?手をひっくりかえしたり
脚をがくんと折ったりしてこちらを意のままにする。抵抗すればケガを
するのである。東京のサルサシーンにもそういうことができる男性が
確かに存在して感動させられることがある。

武道を練習にとりこむ必要がないか帰国後真剣に考えなくてはいけ
ないだろう。





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