April 16, 2010

マイ 桜

寒いですね。お元気ですか?
今日のルーティーンが「多分」できあがってひといきです。
多分、というのは全部シャドーイングでコンボを作っているので
現場にいくまでうまくいくかわからんのです。
だから毎回まな板にあがる気分なんだなこれが。
ある日目が覚めたら鯉になってたら困るぞ。

昨日の出来事。
恵比寿にいく車中、右隣の席から殺気を感じたのでそっと様子を
見てみると、女性が異常な集中力で本を読んでいる。
ちょっとこの人はどうしたのかなと思ってそうっと鼻の下を伸ばし
て中を盗み見てみると(あまりよくない行為ではありますが)、
太字で「毎日向上する」と書いてあった。

みただけなのにやたら疲れる本だな〜なんか肩でもたたいて
あげたいな〜などとぶつぶつつぶやきつつ電車をおりたのでした。

レッスンのあといつもの餃子で飲んでの帰りがけ、Kポン(ワンオ
ブ最古参の生徒さん)が武田鉄矢さん主演の映画の話をはじめた。
そのタイトルが『降りてゆく生き方』。今度はきいただけでへなへな
と膝の力が抜けるのだった。

今年のサクラの話です。

私は年中行事とか誕生日とかに疎くて、すぎてから「なんかやれば
よかったかな」と思うタイプです。サクラも散ってから「一つくらい
見ればよかった」などと万事手遅れ系。今年はいくらなんでも
首都圏在住でこれを一回もみたことがないとは少々はばかられる
くらい有名なサクラをわざわざみに出かけてみました。
二分咲きだの四分咲きだのWEBで逐一大変な盛り上がりで、そこ
までいうならというわけです。

いってみたら大行列。周辺の飲食店もぎっしり。おばちゃんの軍団
が腰がいたくちゃどうしようもないじゃないとか桜じゃないことで大変
に騒いでいる。そして肝心の桜そのものは、少しもまったく全然、
面白くもおかしくもなかったのだった。周囲はかざされるデジカメと
ケータイでいっぱいで。

何か何年もの間だまされ続けてきたような気持ちになって帰ってきた。
あんなに「いい、いい」きかされていたけど。

恵比寿のレッスン会場手前の交差点にかなり遅咲きのシダレ桜がある。
少しも有名じゃない。誰もいない。それでも毎年見るたびにはっと胸を
うたれる。小ぶりながら妖艶で、去年も一昨年もそれを見るたびに
「来年もここでレッスンやってるかな、やれてるかな」と思わず感慨深く
なってしまうような何かをもっているのだった。

先週はまったく咲く気配もなかった。それが昨晩、あの冷え冷えした
中で満開のまま凍ったように白く浮かびあがっている。ぞくぞくっとした。

結局「花」というのは本やテレビやWEBが教えてくれるものではないと
いうことを改めて感じたのでした。誰かの庭のでもいい。心に咲く「私の
桜」をもっていれば出かけなくたって幸せだよ。

ではでは、両国でお待ちしてます!










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