February 09, 2010

RIOご乱心

今日は一日音いじりで明け暮れました。

このブログを書きためてもう随分になります。

「サルサのこととそうでないことと同等に書く」というのと「どこの何が
うまいの類と化粧品の話は人様にお任せする」の二つをコンセプト
につらつらやってきたわけなんですが、そういえば最近ご無沙汰し
てたのがパソコンに関するどっかん話です。

かつてはパソコンあるいはコンピュータあるいはネットあるいはブログ
の技術的難問にはまってレッスンもあわやということが本当によく
おこりました。

今はどうかといいますと、コンピュータ技術が身についたというでは
なく、トラブルの匂いにある程度敏感になって、レッスンの前になると
小火(ぼや)の段階で水をぶっかける、あるいは見なかったことにす
るという方向で磨きがかかったというだけのことなんですけれども

それでも昨年秋にブログがフリーズしてえらいことになりました。

当初からずっと、ほぼ毎日お話と小話をアップし続けているために
生徒さんの中に「ブログが死んでいるときにはセンセイも死んでいる」
という刷り込みがなされてしまい、ブログがフリーズするとレッスンも
休講になるという潜在意識ができちゃってるみたいなんですね。

ネットワーク時代はそういう意味でこわいです。

フリーズは歴代二回目でしたね。二回やってついに自分のブログの
システムを腹から理解しました。
おそらく三度はないでしょう。オトナになってしまった・・・残念です。

パソコンに関する「おい」とか「ちょっと」的な話は枚挙に暇がないん
ですけれども、書き始めるとものすごく長くなりがちなのでここのとこ
あえて控えていたのです。

そういう自分でも、今日は書かずにはおれんよ。

音楽の編集についに成功したずら。

これはねえ・・・「それが何か」といわれてしまうとホント立つ瀬がない。
このブログのホンモノの愛読者の方にはぜひ一度、この真のめんどさ
を体験いただいてから続きを読んでいただき、ともに抱き合って健闘を
たたえあい飲み騒ぎ踊りたいほどに血沸き肉踊る喜びでござんす。

ポイントは何か。


フリーソフトがネット界に入り乱れまくっているにも関わらず、自分の
パソコンと相性のいいものに出会える確率があまりにも低い

いうこと。

試しにブラウザに「音楽」と「編集」とでもいれて検索してみてください。
出るわ出るわ・・・不思議なのは、コンピュータの業界というのは情報とか
技術の共有に関して驚くほど寛容であるということです。
いいソフトができると実にあっさり「こんなの作ってみました皆さんどうぞ」
的に公開しちゃうんですよね。

これはモノ作りに関する企業秘密の厳重さを当たり前とした世代にまだ
属する自分などにはいまだに不思議そのものです。
このへんの価値観がいつどのように形成されたのかについて、どなたか
詳しい方がいたら、私の前でぴょんぴょん飛び跳ねて自己主張いただけ
ればホントにありがたいと思います。

で、これだけソフトがあるのだから楽勝じゃーん、と思いますよね。
「おすすめ」マークのついているものの中である程度目星をつけてダウン
ロードします。「次へ」「次へ」・・・にんじんに食い下がる馬のごとく期待に
胸躍らせてぱっぱかぱっぱかクリックをすすめます。

大概が外国製のソフトなものですから、はじめは調子よくてもいざ使おう
とすると全てのボタンが英語で、もともと機材に詳しいわけではないです
から日本語でも意味がわからないだろうにここで二重苦になり、大方
うすぼんやり使えそうな気がしてきました、さあ手持ちの曲を取り込んで
みよう、ファイルの場所はどこだ、あったあったぞさあ捕まえた生きたまま
鍋に放り込んでやるふははははははは


どっかーん


とまあこうなっちゃうわけなんです。どっかーん、すなわち「あなたのOS
には対応してあげ(たく)ない」「私、実は今までだまってたけど○○って
ソフトも補助的に必要なのよね今だからいうけど」「え?拡張子mp3?
アタイをなめてるわけ?」とかまあ、とにかくもう、ありとあらゆる言いがか
りをつけてとりこみやしない。

おすすめしたヤツは

ままどおるか紅葉饅頭か赤福

もってきてくれれば怒らないから


ちょっとここ座れ

怒りとも泣き落としともつかぬ、というのはそもそも無料のソフトで
どうにかしよう、人様の情報をいただいてなんとかしようなどとしているの
は自分だということは重々承知なんですよ、でも何かこの、一回上って
から落っこちる痛さツラサいらだたしさってのはないわけですよキー!!!

これまで覚えてるだけで二回、音楽編集の高台から落ちてますね自分は。
このツラサを経験するとしばらく「編集」という概念そのものを抹殺しようと
いう気にもなります。

しかしですね、ここのところずっと次のパフォーマンス用の選曲に入って
いたのですけれども、こやつは極めて美味ではあるが単独丸裸で使うこと
はどーしてもまかりならぬという事態が生じてきたのです。

編集できればこれはもう金銀珊瑚のごとくに輝くであろう曲が今手元に
あり、かつ生のままでは煮ても焼いても食えないどころか皿にあげること
もできないとすれば・・・

我将音楽編集地獄森再迷

このあとの血の池地獄にハリの山、火責め水責め餓鬼道にいたる阿鼻
叫喚の図は到底書き表しようもございません。私、夕方ごろほぼ完全に
死んでおりました。

いや、思い出に死なばもろとも、かいつまんで書かせていただ
きやしょうっ

一つ目のソフトはダウンロード自体途中でエラーになりました。

二つ目のソフトはダウンロードはできました。でも曲を取り込もう
とするといやだといいました。

ネットでどうしていやなのか調べてみたら、もう一個別のソフトを
ダウンロードしなさいといわれました。

そのソフトをダウンロードしたら一瞬反応してすぐもとの木阿弥に
なりました。

再び原因を調べてみると「OSによっては反応しない場合もあるので
その場合はその下にある(歴代バージョンアップしてきたたっくさんの
おじいちゃんおばあちゃんとでもいうべき)ソフトの中のどれかがヒット
するらしいです」的なアドバイスが書いてありました。

ここで正気を保ってられる人はそれだけで聖人君子ですよ。
もちろん聖人どころか成人かどうかも怪しいおいらはキレました。

やってられるかばあろおおおおおおお

そこで作戦をかえまして、CDそのものから直接データを取り込む
方法はないのかと考えたわけです。人間キレると生まれ変わ
るらしいですね。よく枯れそうな植物に「切ってしまうぞ」というと
その年は花を咲かせるといいますけどあれと同じです。

ここから先は少し成長した私がおみせできそうであるよ。

えっとですね、CDのデータは拡張子cdaという形式なんだそうで、
これを編集ソフトでいじるためには(いくつか候補があるそうですが)
wave(またはwav)という形式にデータを変換する必要がある、と。
そのソフトをついに見つけたのであります。

このソフトもまた、がっつり英語地獄ではございましたが

たとえば旅先でたとえ言葉が通じなくても意思疎通がすんなりできる
人間がいるのと同じく、このソフトとおいらは何か、絵文字やらコンセ
プトの中に互いに相通ずる何かを感じまして

なんとなんと無事、CDの音源をwav形式に変換し

それを先ほどから後だしジャンケン的ズルをかましまくっている音楽
編集ソフトに読み込ませたところ

見事、心電図のごとき周波数グラフがだだだだだあっと表示され

これを二曲分とりこんで、足りない音を大きく、長すぎる間は短く、
あっちは盛り上げこっちはフェイドアウト・・・・と狂喜乱舞しながら
いじりまくり

これをさらにmp3形式に変換しなおしたうえでリアルプレイヤーに
おとすという

これはまさに三蔵法師とサルブタカッパの旅ほどの難行苦行に
匹敵する道程でございましたが

とにもかくにも、望みどおりの音をつくりあげCD-Rに落とし込む
ことについ成功したのであります。

ここまで読んでくださったあなた


ブログやめますか 

それともサルサやめますか



わああああ何を言ってるんだ〜〜〜

完全に狂ってるぞ


明日から忙しい日々が続きます。
せめて今晩はできあがったオリジナル編集曲を何十ぺんも
聞きながら濃い〜酒をのんだくれることにします。

明日もあさってもしあさっても、皆踊って踊って踊り死ぬのだあ

ふはははははははははははは


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この記事へのコメント

3. Posted by RIO   February 11, 2010 22:14
んもう、んもう、これだけの情報をコメントでいただけるなんて今までいっぱいお時間かけてこられたのでしょう。惜しげなく公開していただき本当にありがとうございます。

私はこれまでmp3形式のデータは機器がもとの状態に戻して再生するものだと思っていました。圧縮というのだから、もとに戻るものだという印象をもっていたのです。

音に対してもっと真摯に向き合おうという気持ちになれてとても勉強になりました。ありがとうございます

あ〜この記事書いてよかった〜〜〜


2. Posted by Higo(仮名)   February 11, 2010 16:37
せっかくの機会ですから、近年陥りがちなワナについてちょっと書いておきますね。
ここ最近流通している、ポータブル音楽プレイヤーでの利用を前提とした音楽データは圧縮データです。データ形式はmp3、AAC、WMFなどいろいろあります。これらはほとんどが非可逆圧縮形式といって、もとのデータには戻せないタイプの圧縮ファイルです。データ容量を少なくした分、音質を犠牲にしています。
ですから、曲を編集してCD-Rに焼く場合も、途中で圧縮ファイルに変換しないように注意が必要です。
もっとも安全な編集パターンは、

正規CD->WAV変換->編集->CD-R書き込み

です。
一貫してWAV形式のみで音を扱っていればほぼ安心です。
この途中に、mp3などが介在したら要注意です。

ここ最近は、何も考えずにCDをコピーしたり、音楽をダウンロードしたりすると、必ずといっていいほど圧縮されてしまいます。平均してオリジナルCDの10倍程度の圧縮がかかりますから、音質は1/10、つまり音楽の感動が1/10になります。
ダウンロードにしても、一曲が250円程度ですが、1/10の音質だとしたらすごく高い買い物ですね。(CDが一枚2500円で10曲として、1曲が250円ですが、音質が1/10なら25円が適正な価格ですから。)
この圧縮された音質は、イヤホンで聞いている分にはあまり気にならないという人が多いのですが、DJやPFではスカスカな音になってしまいます。

音楽を良い音で提供するコツは、

・正規CD音源を使う(ダウンロードや出所が不明な音源は極力使わない)

・WAV形式以外のファイル形式を介在させない

ということになります。
参考にしていただければ幸いです。
また両国でお会いしましょう!
1. Posted by Higo(仮名)   February 11, 2010 16:35
編集一筋のHigo(仮名)です。
ニックネームが不安定ですみません。

PFとかDJには必ずついて回るのが曲編集問題ですね。最初にいきなり結論を申し上げますと、
SOUND FORGE AUDIO STUDIO 9
というソフトがいちばんのお勧めです。有料ですが、およそ8000円で、機能、使い勝手からみるととてもお買い得です。

ヨドバシ
http://www.yodobashi.com/ec/product/100000001000929578/index.html?backquery=PdJ0IbwygR0cc6QaVSs6mCeWdIdfrH4i_OrOpB07uPkkUau6qfMIILC1eLuv8GF17Mmgzinc-Qhsvt1dec7-MeMtVZmFRMnaGedIs9rBV4c.

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/SOUND-FORGE-AUDIO-STUDIO-9/dp/B000XH9B5A/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=software&qid=1265869667&sr=1-1

動作環境はWindowXP以降です。
直感的な操作で思い通りの編集ができます。

フリーの編集ソフトでは、まず
TWE(YAMAHA)
http://www.cdwavmp3.com/mp3/bangai/twe.html
があります。
これは楽器屋さんのYAMAHAが提供するフリーの編集ソフトで、信頼性も高いですし、ほぼ何でもできますが、日本語に対応していないので使い勝手がいまいちです。

また、古くから定番なのが
SoundEngine
http://www.cycleof5th.com/download/soundengine_free_452.exe
で、日本語で使いえますしよくできたソフトなのですが、テンポの変更ができないのと、複数ファイルの相互編集ができないのが欠点です。また、波形の拡大にも限界があり、細かい編集ができません。

フリーソフトはなにしろタダですので、使えればラッキーですが、保証はありませんので手間ひまかけて使えなかったり、不具合が出たりすると高いものにつきますね。注意が必要です。

(つづく)

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