June 17, 2009

おばかなスージー

噺家の立川談春さんが「東京では何か新しいことをやらなければ
いけないという強迫観念のようなものがあるが、地方では古典を
きちんとやってもらいたいという風潮がある」というようなことを
雑誌でおっしゃっているのを読みました。

そっかあ、古典芸能でもそうなのかあ。
進んでる遅れてるというようなこととは別に、東京は数がある分
古典的なことをきちんとという機会がかえって少ないかもしれない。
「強迫観念」という言葉の意味、切実にわかる気がする。
お客さんに迫られる感覚というか。

今週土曜日に関内で半年ぶりのMAMBO GOZONを踊る準備を
すすめておるよ。4月が青山でルンバハウス、6月がほとんどコン
テンポラリーに近いことをやって、今度はちゃんとちゃんとサルサ。
横浜方面でまだお会いしたことのないたっくさんの方にご覧いただく
ことになりそうなので、今回も丁寧に仕上げていきたいなと。
両国で発表したときはON1ベースのオンクラーベで踊りましたが
今回はせっかくニューヨーク修行をおえたあとでもあるしそもそも
企画そのものがマンボ・スペシャルってこともあって、振り付けを
NYON2ベースに変更しています。前回はジーンズでごくカジュアル
にやりましたけど今回は衣装も本格的。
サルサも踊れるRIO、いってみよ〜〜〜♪

それでもってですね、前まえから思っていたことなんですが、スタジ
オで一人寂しく練習しているときに改めて思った。

スージーQってヴァカっぽくない?

サルサといえばスージーってくらい代表的な古典ステップだけどさ、
これちょっと油断するとえらく間抜けな図になるんだよね。
どじょうすくいみたくなるのね。
一回そう思い出すともうとまんなくってさ、どうすればよりヴァカっぽく
できるか、とかそっち方面を考え出したりして

もうすぐ本番だっちゅーねん

で、ちゃんとやるとこれがえらく疲れる。
みぞおちのとこが「やめてえ・・・・あんたやめてえな」みたいな。

そんなわけで。
古典は古典でもしっかりひねりをきかせて、と。

くわっ おあとがよろしすぎるぜっ 




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