May 14, 2009

「それで、サルサ踊れない気がする?」その4

頚のコリは実に厄介だ。ノートパソコン派の私の仕事の邪魔をする
のはいつもこれ。頭痛もひきおこすまさに「アタマのイタイ」問題。
さ、いいお天気だ。「それで、サルサ踊れない気がする?」シリーズを
続けましょう。

話は「ニューヨークでレッスンをうけてみましょう」という観点へと進ん
でいきます。エディ・トーレスさんの存在はこの街では不動のもので
・・・というのはそもそも彼がいなければニューヨークスタイルそのもの
が生まれなかったのですからね・・・このような記事では必ずとりあげ
られます。場所は54丁目(好立地です)で、いわゆるON2(ニューヨ
ークON2ですね)に象徴される伝統的スタイルを幅広いクラス設定の
もとでうけられます、と。
その他あげられている地区のうちBOERUM HILLとBROOKLYN
はマンハッタン島からブルックリン橋を渡った南東部、NYACKはマン
ハッタン島をかなり離れた北西部にあり、双方観光客としてニューヨー
クを訪れる人には簡単にいける距離ではないのですが、各地区に
地域になじんだダンススタジオがある、ということになります。

アメリカではホテルの一階のバーラウンジが特定の曜日にサルサバ
ーになることがよくあります。NYACKのウェストゲートラウンジはその典型のようですからちょっとリンクしてみましょうかね。



こんなふうに内装なんかは「超豪華」というより比較的親しみやすい
雰囲気で、ゲストの年齢層も広いんですね。ここで面白いのがドレス
コード。「ジーンズ、スニーカー、ティーシャツ、帽子(つば広)お断り」
なんで?なんで??帽子、だめなの?!とこんな地球の裏がわから
つっこんでもしょうがないんですがだめだそうです。

ってボーカルの白いおっちゃん
おもいきりかぶってるやん!!!


でですね、このサイト非常によいですよ。なんでかっていうと、ちょっと
センターから外れたところのサルサパーティーの様子がものっすごく
リアルに出てるからなんです。20代後半からお客さんがいるけれども
客層の中心が40代から50代でしょう。彼らが青春時代にサルサの
洗礼をあびた中心層なのですね。年齢的にわりと包容力もあるので、
サルサの会場の雰囲気ってけっこうフレンドリーで居心地いいんです。
それからこういうところの特徴は夫婦でくる方が多いことです。
その傾向は思い返せばプエルトリコ国内のほうがもっと強かったです。
プエルトリコの人たちは実に、実に、じっつに家族主義。
他のグループの人を誘い合ったりさえしないほどにがっつり家族スク
ラムでした。アメリカにいくとその点、比較的気軽にコミュニケーション
をとりあうような気がします(ってそのルーツがプエルトリコって人が異
常なまでに多いんだけれども、そうはいっても混ざってるわけで)。
とにかく親切よね、特に郊外の人たちはね。
それから服装の感じなんかもわかりやすい。女性は週に一回、このく
らいドレスアップするところがあるとハリが出るわけだ。男性は上の層
は背広(あえてセビロ)が似合う感じで、若い層はティーシャツがだめ
ならポロシャツならどうだ、襟あるぞ、くらいの感じで。
ドレスコードの行使は実際にはゆるいです。明らかに迷惑な人を排除
する口実を会場側としては一応用意しておく、くらいだと思えばよいで
しょう。
それから思い返せば、ロスでの「ドリンクもちこんでないね?ないね?」
のチェックは厳しかったけどニューヨークではそんなでもない気がしま
した。
センターから離れてるといってもバンドとDJの質がえらく高いのがアメ
リカのアメリカたるところで、こんなとこでこんないい音きかせてもらって
よかですか的なへんな申し訳なさにとらわれます。みんなすごいまじめ
に仕事するのね。アーティストが普通にまじめ。そういうとこはみんな、
次のオファーがちゃんとくるように非常に真剣にやってると思います。

・・・おいっ 今日一段落しか進んでないし!!!!!

「餃子一個で御飯一杯食べられます」

お後がよろしいようで。恵比寿恵比寿♪




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