January 09, 2009

第二のチケット事件・その2

結婚は、負け


中華街の安売り土産店
にて。結婚は「負け」。
それでも人は出会いと
運命を信じたい愚かな
生き物。

私ほどではないけど。


失神から目覚めると、新しく到着した”YEAH,YEAH”を連
発する日本女子四名がキッチンで酒盛りをしている。その反
対側には例のバカギター男である。どっちへ向かっても味方
はゼロ。
私は部屋にこもりきって全身全霊次の手を考えた。

オンライン予約といっても元締めの「リアル」旅行会社が存
在する。そこに国際電話で問い合わせる、というのが次に浮
かんだ方法だった。

カメ並みに接続の遅いネット接続を呪いつつ、その旅行会
社のホームページを探しだす。そこは例によって、絶対に外
から電話なんかかかってこないように磐石の防御態勢をしい
ていた。番号は掲載していない。お問い合わせはメール扱い
のみ。そしてこのごろ世界中ではやりの「あなたのききたい
ことって、本当はたいしたことないんじゃない?」のFAQ攻撃。
まったくつけいる隙がない。今はお問い合わせメールのお返
事を紅茶飲んで待っている場合ではないのだ。

考える。頼れるのは自分の脳ミソ一つである。

これほどの大手ならばニューヨーク支店があるはずだ、と次
に私は考えた。調べてみると、ある。ニューヨークのどこだか
アベニューの20thフロアにあるんだと。しかし今日の営業時
間はとっくにすぎている。明日の開業時間を待つ間に私はこ
のハードロックホテル内で精神的疲労によってミイラ化して
しまうだろう。たとえそうならなくても、朝からそんなところまで
お尋ねして窮状を訴えてどうにかできたとして、その後三つの
レッスンなど受けられる体力が残るとは到底思えない。
レッスンこそ、帰国よりも大事なもの・・・

まだそんなたわごとを言うかお前は!!!!
帰国便の便名も時間もわからなくなっている今!!!


とにかく、だ。今晩、今、解決しなければならない。
解決して、ちゃんと眠って、明日のレッスンをうけきって帰る
のだ。私の中で最後の火が燃え上がった。

次に私が考えたのは24時間コールOKという旅行損害保険
会社に相談するという方法だった。

「ピンポンパンポーン、ただいま電話が大変こみあっておりま
す。おそれいりますが・・・」

もう一度おかけなおしなどできるか。何十分でも待ってやる。

5分待ってようやくつながったオペレーターによると「こちらは
事故や盗難に対応するところで、チケットに関しましては旅行
会社様にご相談いただくしかございません」。

これを事故と呼ばずしてなんと呼ぶのだ!!!
(アホと呼ぶのだよなあ・・・)

ごもっとも。冷静に考えれば損害保険会社に私のチケットを
どうこうできるはずがない。

いよいよ八方塞がりになったと思われた。
私の全細胞が全エネルギーを発して震えている。
まだある。必ず何か方法があるはずだ、と。




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