January 06, 2009

心頭滅却・・・やりゃできる


ジミー・アントン


NY最大のソーシャルを
15年がかりで成功させた
ジミー・アントンとの記念撮影。
次々とつぶれていく大箱クラブ
を引き継ぎNYサルサを発展
させた陰の功労者といえるだろう。
私は耳栓をして、お気に入りの村治佳織をかけ、エジプシャンの
笑顔とワインとブログの原稿書きに集中しようと懸命に努力した。
あたためたワインが怒りを沈静化した。

しすぎた。

ニューヨーク最大最高のジミー・アントンpresentsソーシャルの終了
時刻まであと一時間半のところで、つっぷした机上からとびおきた。

これは隔週開催、今回がラストチャンスだ。
前回はNY到着直後で時差ぼけ絶好調だったこともあり、様子見だけ
で1時間ちょっとで帰った。

今回は違う。おいらを、RIOを、この三週間を、ニューヨークのつわも
のどもにさらさねばならない。「誰かいないかな〜♪」などという
あまっちょろい気分で出かけてたまるか。私はプロなのだ。

男たちが着替えを三着もって出かけるというジミーアントン・ソーシャル。
ラスト1時間のために私は全力疾走した。

アントンソーシャルラスト
会場は・・・だだっぴろい会場が
・・・金曜の六本木になっていた。
クーラーは完全にヒートアップ。
体感温度43度。



ここで私は滞在三週間にしてついにNYON2で場を制することに
なった。
日本なら完全にインストラクターとして通用するレベルの男二人に
よる奪い合いになったのだ。
一人はエクアドル、もう一人はプエルトリコ出身、ともにNYON2完全
マスター、アブラののりきった30代である。
ジミーアントンはマンボの愛好家。DJのならす音楽に加えて会場には
コンガ・クラーベ・ボンゴの生演奏担当まで入ってダンサーをあおり
まくっている。

動きに予測をつけるな、回転にプレップをつけるな、右にも左にも
どっちにも突如はいってくるから絶対に油断するな、放り上げられた
手はまるでボールのように軽やかに飛ばせ、クロスボディリードは
まえふりなしの右足イン、ふりむきは3。腰をとめられようが腕を
とんでもない方向にもってかれようが、とにかくなにがおこっても
嫣然としてやらせておけ。CBLとライトターンで1をつかめば必ず
元に戻れるから途中で多少くるっても焦るな。
おいらの上腕は長すぎるからインストラクターと同じにやったら
男の顔にヒットする。とにかく気をつける。
パートナーとの間隔はできる限りつめる。
トリッキーな技に即対応するためだ。
衝突寸前まで近くで踊り続けるのが成功のコツ。

こういったことは何度レッスンをうけても一度も言われたことはない。
スタジオレッスンをうけ、クラブで未熟な自らをさらし、発見に発見を
重ね法則をみつけていくしかないのだ。
彼らは私に「ノックド・アウト」と最高の賛辞をくれた。

女子に言う。スタジオレッスンのほうが安心、楽しいといって
安住するのも、基本を知らないままクラブで男に流し目もらっていい
気分に浸っているのも、どっちだけでもだめだ。
うまくなりたかったら両方やること。
未熟な自分に上手の男ががっかりした顔をするのに耐えるのも
練習のうちなのだ。
いい気分だけで生きていくこと自体、そもそもありえないのだから。
ここまでのオイラの涙涙のストーリーを読めば、納得、だろ?
愉快なままでいいから、状況が許す限り練習はしなさい。







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この記事へのコメント

3. Posted by RIO   March 11, 2010 11:58
てんぱってるねえ・・・

NY滞在中何もかもがほんとにハードだったので、この日は絶対に決めてやる、でないと日本に帰れないと思ってたんですね。

彼らもそういう思いで日々練習してきたから互いにヒートアップできたのでしょう。やはり上達にはいい仲間いいライバルが必要なのです。
2. Posted by たまま@ガン見してません。   March 09, 2010 21:32
近道はない。ってことですね。

アツい!
この、緊張感のある文章。さすがプロ。

こりゃ、みんな惚れちゃいますね。だって・・・はなのよ(以下略

He Tratadoがかかったときは夜露死苦。
ノックドアウトしますよ。
周りもね。

笑いで(ぇ?
1. Posted by swd   January 09, 2009 00:45
Knocked out!

言われた女も、言った男もかっこええ!

日本全国皆かたずを呑んで見守ってるんですね。
無事にご帰還下さいませ。

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