December 23, 2008

"This is an emergency call!!"

ALVIN AILEY


アフリカンの要素を
白人文化とミックス
するチャレンジは
どのジャンルでも
おこっていますね。
これはバレエとの
融合をみせる作品。

NYまできたからには最高のものをいくらでも吸収したいな、と
思っていました。この公演はNY在住のGONさんに勧められて
チケットをとりました。私のクリスマスイブはこれをみて、それから
ドミトリーのDJがプレイするクラブでパーティー、という流れに
なりそうです。一人できてもけっこうスケジュールは埋まっていく
ものです。


さて、今日は大事件がありました。

これまでずっと連日レッスンを受け続けてきて体も頭も満タンに
なったころ、月曜はレッスン休講も多いということもあって幸い
休日らしきものが訪れました。これまでついぞチャンスがなかった
スパニッシュハーレムにいってみよう、ALVINのチケットもとろう、
買出しもしなくちゃいけない、それより何より日本のSALSA120
パーセントに2月の原稿送んなきゃ、とやることは満載で、その
なかでもやっぱりサルひゃくを一番優先すべき、とまずそこから
一日の仕事にかかりました。日程のミスがあったら一大事ですから
スケジュール表とにらめっこしながらの根気のいる作業です。
こういうのはどこにいてもおっかけてくる仕事です。

ドミトリーのお客さんはほとんが観光目的で来てますから、大体
午前11:30くらいにどっと外出します。朝寝坊はみんな一応
したいみたいで。

一方私はサルサ・サルサ・サルサなので、ピークが夜の8時に
くるように一日を調整します。だから昼間はスケジューリングや
連絡や買出しや調べものなんかをしています。
ドミトリーは今、ほぼ満室(満ベッド)のうえに、二箇所あるうちの
一箇所のトイレとお風呂が故障中ということもあって、それこそ
毎日がサバイバル。でもこの時間だけは集中して仕事ができます。

そのドミトリーに今日、一大事がおこりました。

仕事疲れでお茶でもしようと二階から一階におりたら
「RIOさん今シャワー浴びてた?」ってきかれたのね。
「いえ。」とこたえたら、そこにいた二人の顔がぽかん。
ずっとシャワーの音がしていた、というのです。
よくきいたら・・・今もするの、「ざああああああ」という怪しい音が。
しかも、洗面所のない階下から。

「!」とスタッフさんが階下にかけつけてみると、なんと

地下一階の天井から大雨が降っている!!!!

「うわああああああああ!なんじゃこりゃあ!」と叫び声が
あがったのも無理もありません。

私もおって階下に走ってみたらもう、それこそ台風のように
水が降り注いでいるではあーりませんか。

スタッフのTAKEさんが外にかけあがると、なんと寒さで水道管
が破裂して噴水のように水が噴出し、それが床の隙間やパイプ
を伝って階下になだれおちているのでした。

「わ・わ・わ・どーしよう・RIOさんバケツみたいのない?ない?」
と完全にパニックです。破裂した水道管が入り口のすぐ脇で
その水が今にも玄関からも流れ込みそうな勢い。
ゴミ箱につかっているプラスチックのケースからゴミを放り出し、
水をすくって道路に流す。玄関から流入したらドミトリーは洪水に
つかったも同然です。もう必死。しかも外は零下なんですよ!!!

それがこの写真。ホースの奥から水が噴出しているの、見えま
すか?

水道管破裂こうなるとまさに上からも下からも
水攻め。階下からは水がせりあが
ってくる、階上からはまさに玄関の
堤防を水が突破せんとす・・・
TAKEさんが管理人に電話して
叫んだのが今回のタイトル。



階下からはのんきに寝坊していた男子たちが「何事すか」
みたいな感じでふらふら。てめーらを守るためにこちとら必死で
男子部屋の前から水をデッキブラシで追い返していたのに
まったく気づかなかったらしい。ったくその性格うらやましーぜ!!

結局およそ15分後に管理人がやってきて、もとのもとの栓を
ひねって水はとまり。

われわれはずぶぬれ&泥だらけ&冷え切って呆然とたたずみ。
だって裸足ですよ、この寒さの中・・・

そして、熱いシャワーでも浴びるか、と重い腰をあげたら


「水、でません」




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この記事へのコメント

1. Posted by MA   December 23, 2008 15:35
先生はそちらでも世の為人の為に活躍してらっしゃるのですね。頭が下がります。

今日はこちらは休日です。コタツでみかん食べながらblogをチェックしている私をお許しくださいませ。

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