November 20, 2007

かなしいおしらせなのだ

月曜日にも関わらずいつもの顔ぶれ+新たなメンバー+久しぶりの

人、いつもの笑いといいダンス。昨日ルーティーンすごくうまく

まわったよね。よかったよ。ありがとうね。



今日はかなしいお知らせをしなければいけません。

飯田橋の鍋はこれでおしまいにします。

今朝起きたときに体力の限界を感じた。

明日もこういう感じで起きるとすればこれは無理だと悟った。

一年の間に状況はすっかり変わっていたのだということに

私自身が全然気付いてなかったみたいで。

前と同じ発想と行動をとろうとしてやっぱりどっか無理してた

んだと思う。

今、このクラスは人を集めなきゃいけない時代を過ぎて、

どうやってうまいダンサーを輩出するかの時代に突入してきて

いるんだということ。そういうことなんだよね。

だからご飯の部分は買ったものとか店とかに任せて、自分は今は

ダンスのほうに専念させてもらうことにしたい。

こういうことを思い切って書けるようになったのもみんなのおかげ。

いつも助けてくれる。ありがとう。

そして大役を果たしてくれたあのアルミのでっかい鍋にも、

花輪でもかけてやろうと思う。本当にたくさんの人をあの一つの

鍋がつないでくれたのだから・・・。


「こないだの水曜にぼおっとみんなが踊ってるところを見ていたら

クラブの光景とほとんど変わらなかった。うまくなったんだなあ・・・」

とMさん。私は毎週皆の踊るところを見ているから、ある意味皆の

実力の向上に対する気付きが鈍化している。しかしふりかえって

みれば飯田橋の当初は本格的に赤ちゃんホンポだった。

それが今ではアフタータイムには十数組が踊りまくってるような

状態だし、しかもみんな踊りながら笑ってたりしゃべってたり

ふざけてたりする。ずっと前からきてる人が奢るようなこともなく

なんだかすっごくいいとこだなここ・・・と思う。

こういう感じでうまくなっていくなら最高だ。

私のほうもこれまでにしなかったチャレンジをたくさんやってきた。

一番大事にしたのは皆のラテン音楽文化に対する理解をちょっとずつ

深めようということで、ムーブメントではサンテリア、シャインには

チャチャやカー二バル、モザンビーケやブーガルー、果てはポップや

パラパラまでありとあらゆる可能性を試してきた。

基本になる動きやステップもずいぶん蓄積されてきたし、すぐ再現は

できなくとも全体的な音楽にたいする理解は確実に深まっていると

思うよ。わたしも、皆も。


これからは千葉方面の参加者をもっと募集したいですね。

まだまだ市川でやってるってことを知らない方が多いと思います。

定期券で東京方面に通勤してる方にもっと知っていただけたらな〜。

来年のはじめの仕事はそのへんでしょうか。

このブログは知ってるけどいざとなると億劫で・・・っていう方に

どうやってお越しいただこうかな・・・わたしがときどきあまりに熱く

書きすぎるんで、ここにくるとすごいスパルタなめにあうんじゃないか

と恐れられている・・・とか?!むうう・・・

市川ってすごく便利な駅だし、レッスンの場所もなかなかにステキ

なんでもっと知ってもらいたいなというのはあります。

今なんてどっちかいうと西側とか北側からわざわざ下ってレッスンに

来てくれる生徒さんのほうが多い(これってある意味すごいのか)状態で、

ここいらで東側から押し上げてくる勢力と拮抗させたいな、と。

まあ急いでもよくないしぼちぼちやりますかあ。

 

本格的なストレッチの知識を共有するというのも大事な仕事だと

思っています。

私はこれまでのストレッチは、どちらかというと痛いところを中心に

伸ばすという感覚で、予防という観点が不足していたんです。

それが例の「枕事件」によって、体というのはちょっとしたことで

えらく変わってしまうことに気付いて、それから本格的に運動と筋肉

痛とストレッチの関係についての情報を集め始めました。

そのうえで理論立ててストレッチをはじめたら、先日のフラメンコ

公演のあと全く筋肉痛にならなかったんです。あのステージの板は

ものすごく固いので衝撃が強くて毎回本番のあとは太ももがふるふる

ふるふる震えていたのですが、今回はまったくなかった。

ちゃんとしたストレッチをすれば筋肉痛をおこさないことができる

んだとびっくりしたと同時にこれは皆で共有すべきだなと。

大事なのは筋肉痛や肩こり、腰痛の理屈を知って、なんのために

何筋をどうするのかという意識をもって丁寧に手順を踏んでいくこと。

「知ってて、そのうえでやる」というふうにしないと長続きしないし

効果も薄いです。たとえばお腹のストレッチをすると足の痛いのが

治ったりするんですけど、これだって理屈がわかれば納得するんですが

わからないと「たまたまだろ」みたいな感じになっちゃうでしょ。

ストレッチって体の中の部分をやると効果がでるんです。

このへんの「理屈」と「実践」をセットにして教える機会を作りたいな

と考えてます。いつごろがいいでしょかね・・・?


さて、今日は私塾にでます。

最近司会を頼まれることが多くなりました。

立派な方が見えるので緊張します。粗相の宝箱みたいな私なんで

なんかの拍子にとんでもないこといいそうでこわいこわいこわいよー。

今日のゲストトーカーはもともと芸能界で役者をやっていて、

現在は地球環境保護と紙芝居のお仕事をされている方です。

私はこれまで、こういうお仕事・・・つまりすごく遠くの国や人々に

深い理解と愛情がないとできないお仕事・・・・・・究極のとこには

マザーテレサみたいな偉人がいますね・・・につかれる方のお気持ち

が正直いってよくわかりませんでした。

大変すぎませんか?ご自分のことは大丈夫なんですか?ときいて

みたいような・・・。ただ、今は少しずつではありますがそのお気持ち

がわかるような気がしてきています。たとえば芸能界というところは

通常の世界に輪をかけてかけひきと根回しの渦巻く世界に違い

ありません。弱肉強食でもあろうし、スターだった人が数年で手ひどい

扱いを受けることもざらにある。挨拶の順番一つ、台詞一つが命取り

とか、そういう世界なんだろうな・・・。

そんな世界を見てしまうと、何か自分というものを越えて、もっと

本質的に大事なこと、地球的・宇宙的なことに関わりたいという感情

がおこってくるものなのかもしれません。

もともと芸能界にいた方で、たとえば農業をされたり、執筆活動に

転向したり、というような方の多くが非常に厳しい人間関係を見て

こられたんだろうと思うわけです。

今日は、もともと超人気ドラマでレギュラーまで務められた方が

現在まったく違うお仕事の中で日々どのような思いでやっておられる

のかなというあたりを勉強させていただこうと思っています。


それではまたね。ばいばーい




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この記事へのコメント

8. Posted by salsaconsulRIO   November 24, 2007 12:28
またまた涙のメッセージ。おらがんばるっ
7. Posted by swd   November 22, 2007 00:52
鍋がなくなってもいつもと同じ飯田橋ポエトリー 
 ホッ

一年間、本当にお疲れさまでした。
そして、RIOさんの料理のセンスにも感心させられることしきり。ごちそうさまでした。
宴は、つづけましょ。
6. Posted by missy   November 21, 2007 15:05
そうか、今までみんながスキップ踏んでやってくる「あの道のり」を先生は鍋抱えてうんこらしょどっこいしょしてたんですよね・・・。

お疲れ様でした。
ごちそうさまでした。

「あったものをやめる」っていうのは、進化していくようでかっこいいですね。
でも、名残はあって・・・ヒトの尻尾みたいに、見えないけどちゃんと端っこは中に残っているのだ。
(そしてたまにしりもちついたりすると思い出すものなのだ)
5. Posted by Kちゃん   November 21, 2007 14:11
RIO先生の肉じゃがの味はけっして忘れません(T-T)/~~~

先生のお料理大好きだけど、鍋をやめたことで、先生がよりパワフルで素敵な技をみんなに伝授してくれるならその方が嬉しいです('-^*)/。
4. Posted by salsaconsulRIO   November 21, 2007 13:53
みなさんありがとありがとありがとう!

なんだか今日が信じられない気分です。

たしかに飯田橋は自分で自分の思い出を自己生産してくれる気がする。これからも宴は続くよ。よろしくう!!
3. Posted by MDR   November 21, 2007 10:47
Rio先生の鍋大好きでした!!

なくなるのはもちろん寂しいですが、ポエトリーは鍋以外にも魅力満載の場所なので、きっとこれからも新しいポエトリー名物ができるんじゃないかと期待しています。

新名物のほんの端っこでも担えたらうれしいなぁ。

いままで、ごちになりました!!
2. Posted by MA   November 21, 2007 08:36
初めてポエトリーにお伺いした時の事を思い出しますねえ、いきなり料理が振る舞われて驚いたのを覚えています。
今まで大変美味しく頂きました、ありがとうございました。
1. Posted by おにぎり姫   November 20, 2007 18:07
悲しいお知らせ・・何かと思ってビックリいたしましたが、先生、今まで長い間本当にありがとうございました&ごちそうさまでした。

悲しいお知らせじゃなくって、ポエトリー・サルサの新たなる旅立ちなんですよ、きっと!!

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