November 19, 2007
私はどこここはだれ
トースターを開けたらひからびたバタートーストがでてきた。
バタートーストは大好きだ。食べ忘れるなんてありえない。
でも食べ忘れたらしい。いつだ?全然記憶がない。
というわけで相当てんぱってるらしい。
珍しく休日なしでがんばってるからである。
私はベストパフォーマンスを発揮できる時間が極端に短いから
この仕事にしたのであるからして、緊張状態が長く続くと見事に
へたれる。
実はダンスそのもののことを考えてる限りさほど疲れはしないが
どちらかいうと私をへたれさせるのは周辺事項のあれこれである。
脚は強いが心臓と胃が極端に弱い。
今朝も、明日の夜までに絶対京都に届けなければいけない荷物を
宅急便で送るにあたって、コンビニの店員に「間に合わないかも
しれません。ちょっと調べます」といわれただけで天井まで跳びそうに
なった。店員としてはこっちに心の準備を与えるために言ったつもり
だろうけれども・・・いや、間に合わないとはっきりしたときに私が
キレるところをみたくないから保険をかけたつもりかもしれない・・・
が、月曜の朝に送れば間に合うといわれてそのつもりで準備して
いていざとなって間に合わないかもなどと中途半端にいわれて
間に合わない場合先方が蜂の巣をつついたような騒ぎになることを
知っている場合、軽く天井くらいまで跳ぶものだ。
心臓がそれくらいの規模で鼓動を打つということだろう。
ちなみにこういう性質は私のように臆病で平和を愛する人間の
典型であるそうだ。デスノートの私の行には間違いなく「びっくりして
死んじゃう」系のことが書いてあるに違いない。
悪からんは一定悪からんは一定・・・最近ほとんど念仏と化している
この台詞なのであった。
そうはいってもよいこともある。
昨日の水道橋には新人さんがたくさん来てくれたし、後半のクラス
にも市川組がほぼ総引越し状態で顔を出してくれた上にそじゃない
メンバーも何人か加わってくれた。
みんなが何か期待を持ってきてくれる顔ほど私を元気にしてくれる
ものはない。
うまくなるとか、できるようになるとか、知らないことを知るとか、
そういうのが生きてる喜びを一番感じさせてくれる瞬間だと思う。
特にサルサは男女ペアで協力して成し遂げるダンスだから
喜びが二倍になるとこがいい。「大人の組み体操」みたいなもの
だわね。
昨日はまた新しいコンビを考えてみた。
今の経験者さんのクラスの後半で扱うコンビは前練習なしで
成功させることはほとんど不可能というような類のもある。
ペアダンスはあるラインまでは初対面同士でも決まるけど、
そこから先はちょっと無理という部分が必ず出てくる。
ほんとの理想はすべて打ち合わせなしで決まるようにする
状態なんだけど、やっぱり限界はある。女性に求められる
引き出しの数があまりに膨大になっちゃうからだ。
それでもやったことがあれば、せめて見たことがあれば咄嗟の
ときに対応できる確率は絶対に高まる。
「咄嗟のひとこと」みたいのをいかにたくさんもっとくかが非常に
重要なのだ。
こないだ帰りがけにK君が「最初は男のほうが大変だと思ってたけど
今は女性のほうが覚えること多くて大変だと思う」と言ってました。
その通りでござい。男性ははじめの一年がめっちゃ大変だけど、
俺様ルーティーンができてしまえば楽になる。でも女性ははじめは
楽だけど、練習すればするほど「まだ?まだなの?」みたいな
感覚に陥るのであります。
でもさでもさ、やっぱ楽しいよね。私、ホントにサルサって好きなんだ〜
リズム付きの知恵の輪みたいでさ〜 なんか嬉しくなるんだよね。
今日は新宿です。
シャインは今作ってます。サルサかチャチャにしようと思って選んでる
とこです。チョコレートでも食べてもう一回つめるよ。
がんばれみんな、がんばれ自分。