July 27, 2007

今日のこと

夜の11時をまわるとにわかにいろいろなメールが

ばたばた入ってきました。

そのすべてが「早く次の記事アップしろよ」に見えて

仕方がないのは気のせい・・・だよね?

気のせい気のせい。ぶつぶつぶつぶつ。


明日のこととあさってのことといっぺんに考えてるうちに

頭爆発だよ。どっちがどっちかわかんなくなってくる。

明日はアキバの最終回で、あさっては代々木の初回

なんだな。最終回、初回、最終回、初回。

 

えっと、順番通りまずアキバのことを書こう。

こないだは「初めての人と踊るとき用のシックでかっこいい

リード」をテーマに振りをつけたんだったね。

ポイントは○○○を多用すること、だった。

これは間違ってないと思う。自分が女だから確実にそう思う。

それから、どういうふうに誘われたら気分いい?とか

どきどきする?とかを女の子から意見きいて実践してみたり

こっちの持ち方のほうが気持ちいいよね、っていうのを確認

したりしたのでした。

一週間たってみて、これはワークショップ形式でときどきやったら

いいなと思うようになった。というのは、通常のレッスンでは

とにかくみんなに新しいコンビやステップを覚えてもらうのが

主眼になるから、当然長く通ってる人ほどやってもらうことの

レベルは高くなるわけじゃない。そうすると、現実にクラブに

行ったときに、レッスンとの乖離現象がおきてくるわけよね。

それ気付かないで、さっきやったことそのまんまクラブで

初めての相手にやってもほとんどうまくいくわけない。

じゃ、初めての相手用のコンビばっかりやってればいいかと

いうとそれだと目新しさがなくってみんなの間に不満が出てくる。

だったら、月に一回とか二回とかの割合で、一回頭クリーンに

して、新鮮な気持ちでシンプルな技にたちかえる日を作ったら

いいんじゃないんだろうか。

先週やってみてわかったのは、シンプルな技を途切れなくつなぐ

スタイルで本当にかっこよく見せられることだよね。

といってもそれは参加者が普段必死で練習して、さんざん痛い目

みてるからなんだけれども。

明日も、シンプルでシックで、かつ退屈じゃないコンビを

飲みながら作っていきましょう。

こないだ参加してくれた女の子たちが、また行こうっていって

くれてて嬉しいです。

やっぱりこれは男にも女にも必要な作業だし、それより何より

普通に楽しい。クラブだと音大きくて話できないし、レッスンだと

時間なくて話できない。

いろいろ相談しながら「だよね」「じゃないよね」みたいな感じで

高めていく時間があんなにいいもんだとは、今まで気付きません

でした。

というより、このクラスでそういうことができるようにまでやっと

なったってことなんだよね。

時がこの小さなグループにも確かに歴史を刻んでいるみたいだ。

私はずっとあとになって、この日々のことをとても懐かしく思い出す

と思う。あのときこんなふうにしてそれは始まったんだよ、といえる

その日を楽しみにしていよっと。

明日来てくださる方は自分のはじめの一杯とおつまみ持参て

ことにさせていただきました。私、酒瓶でいよいよ沈没しそうなので。

 

次は土曜の代々木3時間スペシャルのことです。

今日はそのCD集めに奔走しました。

この前の合宿の準備のときに、バチャータではどんどん新しい

試みがおきているみたいだけど、メレンゲのほうはいまいち

新鮮味がないなあと思っていたところに「メレンハウスって

いうのはどうなんですか」と教えてもらい、今日はそれを主な

テーマにしました。

幸いこの間ハウス・ダンスのワークショップをうけたばかりなので

ハウスの概念がわかっていたのがとても役にたちました。

ハウスの原則は、裏拍でなる「・チ・チ・チ・チ」というシンバルの

音をリズムの中心にすえることです。

表拍で体を下に沈め、この「・チ・チ」で体を上にあげる。

この繰り返しがハウスをふわふわと宙に浮いたような印象に

します。ただし、落としと上げがセットになっているのでむやみに

軽い感じにはならない。ここがポイントです。

メレンハウスというのは、この「・チ・チ」のリズムをメレンゲに

加えたものを指すんだな、と数曲きいてすぐぴんときました。

一番わかりやすいのはクラブでもう何年もかかりまくっている

「ノーパ○しげしげ!」のあの曲TIBURONをクリック→

WINDOWS MEDIA PLAYERで再生されます)です。

確かに「・チ・チ・チ・チ」の感覚がとりいれられています。

でもいろいろときいていると、メレンハウスと呼ばれるジャンル

でも完全にシンプルなシンバルの音ではなくて、マラカスを

使うグループが多いのね。「・シャカ・シャカ・シャカ・シャカ」

みたいなサウンドになる。だから結局、ラテン特有のこってり感は

よくも悪くもなくなりはしない。

バチャータがヒップホップ、メレンゲがハウスと、音楽的にも

ひいてはダンスにおいても相性がいいという気付きは、この一月の

私の感覚に大きな変化をもたらしました。

CDはたんまり大人買いしましたので、あとはこれぞ今のサウンド

でしょ、という一曲を絞り込んで振りをつける。

これは明日の宿題になりました。

それからもう一つの課題は再びレゲトンですね。

ぜひやって、というメールが引き続き届き続けています。

今回の参加者の一人の体に私が乗り移るイメージを

抱きながらムーブメントを作っています。

その人のキャラクターと体でもっともよく見える動きは何かと

いうやり方です。

レゲトンの踊り方の可能性を広げる。みんなが躊躇なくあの

トランスの中に入っていけるように。

これは今の私の大きな課題でもあり楽しみでもあります。

要はボディムーブメントと音楽の結びつきをいい形でみんなに

感じてもらえれば、そこから先はみんなが自由に作っていって

くれるんじゃないかと。

レゲトンは先生のやる通りに踊っても実際うまくいくもんじゃない。

それはみんなわかると思うので、レッスンは「そんな動きも

できるんだ」「そういうリズム取りもいいよね」という気付きと

実験の場所と思ってもらいたいと思います。

そしてそして。今回のメインは久しぶりのキューバンサルサです。

通常の180度の概念をすっぱり捨てて、みんながどこまで自分を

解放できるか。キューバンスタイルの命は2・4落しと4タップ、

強めのテンションによる二人のジェットコースター感覚です。

普段は殺している肩とヒップのムーブメントをこの日ばかりは

全開にしてお送りします。

代々木3時間スペシャル、ばしっと決めてみせまっしょ!

 

みんなのいろいろな優しさを日々感じます。ありがとう。

今晩はこんな感じです。おやすみなさい。




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