July 26, 2007

一人だなあ、と思うとき

今日の飯田橋も素敵でした。

みんなにとってこの水曜が週の前半の無事を喜ぶ日であるのと

同様、私もこの日がおわるとまずは前半を成し遂げたという

気分になります。


ダンスの先生をしていると、一人じゃないな〜と思うときと

一人だなあ、と思うときが交互におとずれます。

その落差がすごく大きい。

みんなで飲んでるときはホントにハッピーだし、一人で膝

かかえて何か考えてるときはうぎゃあ〜ってなるときもあります。

最近、私はこのブログで自分のことをほとんどうまく伝えられて

ないんじゃないかという思いでうぎゃあ〜〜〜になりました。

今日の帰りになんとなくそのことを言ってみたら、

「先生はしょせん先生だし、とみんな思ってると思いますよ」

とのことでした。

この「しょせん」の部分をどう考えるかが味噌なんでしょうね。

しょせん先生。しょせん安全圏の人。

そだな〜・・・しょせん、ってなんなんだろうね・・・。

 

今日のシャインは完全なキューバンスタイルでした。

私はあの音楽とあの踊り方をおよそ10年前に知って、あ、

仕事辞めよう、とものすごく短絡的に思ったものでした。

徐々にとか相談してとか、そういう中間がなかった。

一人でぽーんと飛んでしまいました。

もちろん当時の踊り方はしっちゃかめっちゃかだった。

でも練習量では今以上だったかもしれないです。

魂まで持ってかれた。そういう感じでした。

今日やったシントゥーラも当時はできませんでした。

というより、自分にあうシントゥーラを開発しなくちゃいけないと

いうことに当時は気付けなかった。誤解されやすい振りだけに、

脚とか手とか頭とかのバランスをみて自分のやり方をつくって

いかなくては。

先生にもむしろ「日本人がやるといやらしくなっちゃうから安易に

やるべきじゃない」ととめられていました。

今は、元気におもいきりよく体を使えばいいんだ、と思えるように

なりました。自分の体を愛さないとダンスは踊れないです。

 

自分の体を愛するのは本当に難しいです。

私は20代のどこかで二日二晩くらい、自分の顔と体が嫌で

部屋にこもって鏡を見て泣き続けたことがありました。

どうしてこんなに醜いんだろう、こんなに醜いから何もできないんだ、

何やってもダメなんだ、と。

そのとき何か思うようにいかないことがあって、努力不足を

棚にあげて全部自分の外見のせいにしていたんだろうと思います。

あれは今思い返しても愚かと同時に辛い48時間でした。

誰にも言えない。「自分が醜い」と人に主張してなんになるでしょう。

でも、自分を刺してしまいたいくらい自分が嫌で嫌で・・・。

 

三日目にどうやって外に出る気になったのかは覚えていません。

食べるものがなくなって、とかそういう単純な理由だったのかな。

確かなのは、あの二日間がなければ今の自分はないということ。

この体をとりかえるには死んで生まれ変わるより方法はない。

それができないのなら、進め、前へ進め、ひたすら夢に向かって

走れ。それから大嫌いな自分の体をひきずってのろのろと走り

始めました。

 

今、とても多くの方にこのブログを読んでいただいているみたいです。

感謝してます。

と同時に私はすごく心配しています。

何を?

私は「しょせん」と思われることに対してやっぱりあがきたいんだと

思います。

私は理想が高すぎで、きれいごとばかり言っていて、何か

ライオンみたいな印象をここで与えてしまっているのかもしれない

ですけど、私が闘う相手は自分自身以外のなんでもないです。

何か想像したり膨らませたりしないで、

私がサルサというものがもう少しポピュラーに認められないかな、

と願う一人の人間であるってことを、ありのまま感じてくれるように、

これからも文章表現力を磨いていこうと思っています。

今日は、そんな夜です。




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この記事へのコメント

7. Posted by salsaconsulRIO   July 28, 2007 11:10
ここがグループとして一種の味を持ち出してから、ますます自分というものがわからなくなりましたね。中心にあるようでいて実は無色透明で、自分というものの実体はないんだ、という感じ。むしろ生徒たちのほうがはっきりとした色をもっているように最近は感じます。

自分が沈没してもあまり全体に影響が出にくい、それだけの笑いのパワーを全員が持っていてくれるという安心感があります。

そう思えるのもこのようなコメントをよせていただけるからですね。ありがとうございます。
6. Posted by M君   July 27, 2007 23:45
そうですね…先生を先生としか見られない人は母親も母親としか見られない人でしょうか。だとしたらまだ若いんでしょうね。でもそんな人ばかりじゃないですよ、暑苦しいオヤジ達もいますから
( ̄ー+ ̄)
リオさんを見てたら何度か壁にぶち当たって乗り越えてきたというのが分かります。だからこそ野郎どもにお神輿ワッショイ担がれてるんじゃないですか
(ノ-o-)ノ
次にぶち当たる時はもう独りじゃないんじゃないですか
5. Posted by salsaconsulRIO   July 27, 2007 01:08
みなさんからの励ましのコメント、とても嬉しく読ませていただきました。ありがとうございます。ときどきこんなふうに恥をしのんで過去を公開します。この仕事は一歩間違うと鼻の高い雰囲気になってしまいがちな危険をはらんでいるので、こうやって自分の原点を確認することは大事です。誰にも越えなければいけない山がある。それを微笑みに変えることのできる大人に一日も早くなれるように。がんばりまっす
4. Posted by ma   July 26, 2007 23:39
俺も自分の事を肯定できるようになったのはつい最近です。
3. Posted by naba   July 26, 2007 18:13
うっそ。
わたしrioちゃん系統のカオ好きだよー。
同じクラスにいたら気になっちゃうかんじ。
その20代のときに伝えればっくそー
2. Posted by よしの   July 26, 2007 11:25
Fさんのご意見に同感です。

先生のブログに救われている人は、大勢いらっしゃいます。(私もね!
読むだけで、元気になるもん!
先生は別に、そう意図して書いていらっしゃるわけではないかもしれませんが。

だって、RIO先生って生命力に満ちあふれてるんだもん
1. Posted by F   July 26, 2007 01:55
こんばんは。久しぶりのコメント(笑)
ブログはいつも読んでますよ。

私もちょっと今日はへこみぎみだったので
先生のブログ読んで少し救われました。

「それができないのなら、進め、前へ進め、ひたすら夢に向かって走れ。それから大嫌いな自分の体をひきずってのろのろと走り始めました。」

すごく良い言葉ですね。今の私に必要な言葉です。ひたすら前と。一歩でも。人間いやでも
どっかに見えないけどゴールあります。
そこに向かって一歩でも今できる最大限の
ことをするしかないと。この覚悟を強く
持ちたいな〜。

私も好きな仕事をしたくて転職したのに
いまの自分になにやってるんだ!って思い
をかかえならがらだらだらと最近仕事してました。明日からまた一歩一歩再開ですね!


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