June 10, 2007

"Do you think LA style should be showy?" "No."

パコ


フランチェスコ・エバンジェリスタ。

通称パコ、もしくは日本では

「クリちゃん」←髪型からだ

そうです。本人談。

 

 

もとサルサ・ブラバのメンバーで現在はジョビーとチームを組んで

います。

彼の教え方がいいとは日本でも聞いていました。

 


彼にはリードとフォローについての考え方をブラッシュ

アップしたいというテーマで教わりました。

むうう、実際すばらしかったです。

 

まず、ベーシックステップについては最初の一歩だけ

しっかりリードしてあとは気持ちよく流していく。

このとき手をフックの形にしたときの指の背のところを

女性の手のひらにあてて指示を出すとスムーズに入れます。


クロスボディリードはオープンポジションの右手だけで

できるように練習するとイメージがつかみやすい。

女性が半回転以上しないように、右手でまっすぐのラインを

描いていきます。これに左手を添えるイメージで完成させ

ました。


インサイドターンをかける場合概念が変わります。

前半は右手、4で左手にリーダー役をスイッチする。

実に明快で気持ちいい説明でした。


ライトターンは1・2・3の前振りだけで安心してはならない。

回転の数を決めるのは男性なのだから、前振りだけで

まわってもらおうとしてはならないし、女性も前振りだけで

そのあと自分が勝手にまわってはいけない。

もし後半のリードがなければ女性はそのまままわらずに待って

いなければいけない。

これは長い目で見て非常に重要なことなんだよ、とことさらに

強調していました。


レッスンのあとの雑談の中で、LAスタイルについてのパコの

考え方をきいてみました。

「何がLAスタイルをLAスタイルたらしめていると思いますか?」

「強いていえばON1てことだけど、今はいろいろな踊り方の

人がLAに入ってきているからひとことで説明することは難しいね」

それに続いたのが今回のタイトルです。

みんなにとってもこれは興味深いところだと思いますので、

続きも紹介しましょう。

「パフォーマンスのときは別だよ。

でも普段の自分はナチュラルに力を抜いて踊っている。」

 

"And you think you ARE the LA style dancer?"

"YES."

 


スタジオを出ると夕日に包まれました。

今回の滞在中3回訪れたスター・スタジオ。

初めて自力で運転してきたとき、すぐそばまで来ていながら

入り口がわからなくて右往左往してクラクションを鳴らされた

のもいい思い出に。


駐車場に向かう途中でいかにもラテンなおじさんに声を

かけられた。そのまま通過して、はっと振り向く。

「ごめんなさい、今考え事してた。あなたはサルサを踊りますか?」

「踊る踊る〜♪」

「LAスタイルという言葉をきいたことはありますか?」

「ないね〜♪」

「LAに暮らして何年になりますか?」

「三十年だね〜♪」

 

オーディナリー・ピープル。

彼が危うく忘れかけていたことに気づかせてくれた。

その存在をどうとらえるかで私のスタイル、教え方は

全く違ってくる。

30年ロスに暮らして、サルサが生活の一部になっていて、

かつLAスタイルという言葉を一度もきいたことのない人が

この街にはきっと山ほどいるのだ。

いや、むしろそういう人こそが大部分なのに違いない。

 

先が見えそうで見えない。

あとほんの少しなのに・・・あとちょっとなのにともがき

ながら今日もまた一日が過ぎていく。

私はどこへ向かっているんだろう。

 

 

 

 

 

 




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