March 20, 2007

その日を待つお話

 


はちみつレモンとともにお送りします。

昨晩まで喉をかんっぺきにやられてました。

この2月並みの寒波と、ここのとこ人に会い続けて

来し方行く末喋り続けたのに負けた。

日曜の3時間スペがもっただけでも感謝してます

しかしギャグがやや不足気味で申し訳なかったです。

「握り寿司サビ抜き」みたいだった・・・

 


・・・というのが昨日の晩で、今日は復活してますね。

本日の火曜新宿はつつがなく任務を遂行します。


ときは遡って日曜の観劇後の庄屋からお送りします。

劇みるのってけっこうお腹すくんですよね。

みんなで鍋頼んで鮭とか鱈とかさかんに食べました。

私はというと、久しぶりに会う女の子と鍋からたってくる

湯気のあったかさにほっとしてました。

送別会まっさかりの今は、日曜だというのに居酒屋は

どこも超満員でえらい混雑ぶり。

しまいには奥のほうで人が「折り重なって」倒れている

ところを見ました。

 

金曜アキバ、土曜新宿、日曜市川とレッスンをやってきて

最近思うのは、「体を揺らす」とか「グルーブを出す」とか

いう「サルサ以前の問題」に対するみんなの興味とか需要が

けっこうあるんだな、ということです。

「一生懸命考える」というのもなんか筋が違うかな、と思うので、

体を作る、つまり「あの人いかにもいい歩き方するな」みたいな

部分を鍛えながらグルーブ感の出し方をそれとなく伝えていく、

って方法をとっていきたいと思ってます。

一番本格的にやるのはもちろん土曜新宿ですが、他の曜日でも

汗だく寸止めくらいのとこまではそういうのもまめにいれていこう

かな。

私の目指すグルーブ感は明日21日水曜の飯田橋でみんなに

見てもらう映像にうまいこと記録されてます。

そのへんの人がそのへんで踊っててあたりまえな感じがやっぱり

好きだな。

そういう国にならんかいの・・・

だから駅で踊ってる少年少女ら、好きだよ。

もっとやれ〜〜〜〜

お花見して桜の下で踊ってくる人々も、眼鏡真っ二つに割って

くる人々もちろん好きだよ。

いいぞ、サルサ部!


 

肝心の観劇の感想書きます。


サルサ・シュール・セーヌを、私たち最前列のど真ん中で

みました。

主人公の女の子レミのおばあちゃん役の女性が、RAIN

DROPにひざまづいて

「ねえモーリス、私たちは冷えた夫婦関係だったわね。

でもそれももうおしまい♪」

って目をもろに見つめて語りかけてきたときは笑いましたよ。

めっちゃ至近距離なんだもん。

役者って強いなあ。

初対面の人の目見つめるってちょっと恐怖ですからね。

素晴らしくタフな職業だとあらためて思った。


そしてそして。

今回の芝居にはもう一人、大物役者がいるんですよ。

25日の日曜に見に行く方のために詳細はふせますが、

立っても座っても面白いって境地にいたった人を久しぶりに

見ました。一挙一動客が笑うんだな。

その人はずっとしかめっつらしてるんですが。

あ〜すごい〜この人プロだあ・・・よっしゃ〜って

翌日からの自分にカツを入れようと思ったら入れすぎて

ばったり。

ああ、プロへの道は遠いなり・・・

 


シーンは庄屋に戻ります。

翌日が月曜だということを忘れたい人々がさらに遅くまで

集っておりました。

私はサルサ以外のみんなの姿を見てみたいという欲を常に

もっていますが、せっかく仕事のことを忘れたい人に

仕事の話をあれこれきくのもセンスないと思って通常は

あまりきかないようにしてます。

ただ、初めて参加いただいた方に「普段はなにしてる人

でしょう?」ゲームはやらせてもらっちゃってます。

同じ業界の人同士が話のきっかけつかみやすいと思って。


さて、日曜の晩はなんとなく「仕事のこときいてもいいよ」

モードに入ったので、きいてみたんですよ、みんなの仕事の

現実を・・・

 

・・・いずれ劣らぬひどさで感動しましたね。

次から次へと出るわ出るわ、ひどい話のオンパレードが。

「いやああなたにはかないませんよ」

「いやいやいやいやもったいないお言葉で」って花もたせあって

どうする。

参ったなあ・・・

私はここで己にふりかかった悲惨な体験を数しれず暴露して

きましたが、みんなも相当なツワモノですわね。

改めてサルサの意味なり意義なりを深く自覚いたしました。

はい。

ここにくれば少し気分がマシになります。

事態は少しもマシにはならないけどね。

 


さっき明日の飯田橋の選曲がようやく終わりました。

くらくらするわ〜ラテンミュージック百曲とか連続できいて

ると日本の演歌が恋しくなってくる。

お茶漬けくれ、みたいな。

 

「オレはニューヨーク生まれ

わずかな金のために殺される弱肉強食の世界

やがて革命がおこる

その日を待て その日を待て・・・」

 

という歌でめっちゃ楽しそうに踊る人々の映像を

みながらレッスン内容のイメトレに励んどります。

古い古いサルサの感じとステップの雰囲気を出してみたい。

どの曲も同じに踊るのってつまんないやん?

 

今日の新宿と明日の飯田橋に、またニューメンバーが

がばちょーんといらっしゃいます。

新人さんはなんとなくえへらえへらしていてください。

するとこの教室の「たいらかな感じ」がなんとなく入ってくる

ことでしょう。

常連の皆様は「大きな声で挨拶」のRIOクラススピリット

第一義の確認、よろしゅうお頼み申します。

(これはスピリットの問題であって声量の問題ではありません、

念のため。声のでかすぎるのは一人でよろしい。)

 

その日を待て、その日を待て・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




salsaconsul at 15:45│Comments(0)

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