October 09, 2006

おっきな声でうたっちまえなお話

昔、私が大好きだった「いつ・どこで・誰が」。

小さく切った紙に

「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どんなふうに」「どうした」

と書いて、箱にいれてまぜこぜにしてからランダムに

拾って文を作り、その「つながりのなさ」を競う。

 

でもその晩のRIOはわざわざゲームなんかしなくてもよかった。

 

土曜の夜

駅前ロータリーで

塾の先生が

大きな声で歌いながら

死のうぜ〜って投稿した。

 

わかっちゃいるんだけどさ・・・

というわけで聞いてください。

 



ママ歴数ヶ月のCちゃんから突如

「今晩は繰り出す」

という決意表明が届き、急遽新橋ラス・リサスで

遊ぶことになった。

 

Cちゃんは、かつて私が江戸川の河川敷でのイベントで

ごっきげんで踊りまくっていたところに目をとめ

「いつか絶対声をかける」と決心したという

非常に「男」な女である。

実際は彼女の思考回路といい生き方といい、

迷い ときどき優柔不断

ところにより一時 猪突猛進

っていうおんな中の女なんだけどね。

 

産後のスタイル維持の難しさにあれこれ悩みながらも、

むしろかつてより迫力と優しさに磨きがかかったCちゃんと

ひさしぶりに外で(その前は出産直後の医院でした)

会えることがうれしくて、わくわく出かけていった。

 

Cちゃんのダンナはプエルトリカンとキューバンの血が

混ざったアメリカ育ちの日本人。

書いてるだけで目が回りそうになる。

事実は小説より奇なり、を地でいく男なんだな。

一目ぼれして大恋愛して泣いて笑って結婚して出産して。

嵐みたいな一年を記念して夜遊びすることにしたそうです。

 

ところがところが。

サルサ踊る気まんまんのCちゃんに対してダンナはヒップ

ホップ派。

彼の心理を再現するとこうなる↓

 

「サルサ狂の女二人につきあうには多勢に無勢

・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

ヒップホップ派の男友達をもう一人呼べばいいじゃん

 

「サルサが踊れぬ男友達を

無理くり連れてくるプランだよ」(Cちゃんによる解説)

 

ははは!

このへんの心理は人種・国籍問わず一緒だな〜〜〜

 

 

Cちゃんの魂胆

「RIOにラス・リサスの道案内してもらって久しぶりに

おしゃべりして踊っちゃおう」

 

ダンナの魂胆

「むう、ブラック・Sも呼んじまえ」

 

ブラック・Sの魂胆

「オレ様のガールフレンドも呼んじまおう」

 

あの・・・君たち

 

全員 涙が出るほどジコチュ〜!!

 

こうして1夫婦・1カップル・RIOという摩訶不思議な5人が、

新橋のバーカウンターに集いました。

 

英語と日本語が乱れ飛ぶ会話。

宇宙のどこでどうつながったのかよくわかんない5人が、

いろんな過去と現在と未来に

山ほどの不安と

ちょっぴりの希望抱えながら

めいっぱい笑って、乾杯!

 

・・・明日に続く




salsaconsul at 23:51│Comments(0)■SALSA FRESCA泣き笑い 

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