September 14, 2006

巨大ホテル・ニューオータニ「翠鳳の間」でRIOが活躍するお話 その3

「何はともあれ、早く着け」

あの手痛い失敗以来、自分の中で金科玉条となった

「ニューオータニの法則」は、スタート時点ですでに半分破られ

つつある。

だがしかし、田舎者ももうそろそろ地方都市者くらいに昇格

していてよい頃だ。


出発は1時間半前、ここで油断して途中で何かお腹にいれよう

などとちらりとも欲してはならない。

ここで男性陣に理解していてもらいたいことは、女性はドレス

アップに多大なカロリーを消費している、ということだ。

私の場合は押入れを半分出し入れしているから当たり前だが、

それがないとしても、前日から服を選び、クリーニングの袋をはぎ、

風通しのいいところにつるし、当日早起きしていつもより念入りに

顔や体や髪を洗い、肌のパッティングなどして、各種のスプレーを

ふりかけ、鏡をのぞきこんで入念なチェックを行い、数グラム分の

化粧品を顔にたたきこみ、髪にムースをもみこみ、ドライヤーを

およそ10分ふきつけ、ブラシでこれでもかというくらい地肌を

ひっぱりあげ、ゴム2本で結い上げ、後れ毛をピンでとめ、

光物の櫛をさして、間違っても会の最中におっこったりしないよう

Uピンとアメリカピンをさらに10本埋め込む、そこで帽子をのっけ

たときの見栄えはどうかなどという確認もしなくてはならず、

イヤリングやピアスを耳にはめこみ、マニキュアのはげたところを

補填する・・・

これでお腹がすくなというほうが無理でしょ?

たっぷりのお昼を食べてもものの見事に煙と化すというものだ。

しかし、とにかく永田町駅まではがまん。

市川駅でも、半蔵門線にのりかえるために下車した錦糸町駅でも

KIOSKの影に目もくれず、乗り継ぎだけに集中した。

そして無事に着いた永田町駅で、唖然。

有事には核シェルターになるという噂をきいたこともある永田町駅

(赤坂見附駅と直結)の構内は、歩いても歩いてもKIOSKがなかった

のだ!

これは私の通ったルートだけのことなのか。

ひとつもないということはないのだろうけれども、でも少なくとも

私には見つけられなかった。

ないものねだりは人の常。

これから5時間ものが食べられないことがこんなにはっきり

しているときに、周辺にパンもチョコレートもひとつも売っていない

現実。

時計は集合時刻30分前。

通常なら余裕の時刻だが、ニューオータニではすでに危険水域に

達しようとしていた。

 

・・・続く




この記事へのコメント

2. Posted by salsaconsulRIO   September 16, 2006 10:52
サルサで成功したら今度は小説家になるんだもーん。にひひ。
トレーダー・ビクス、とっておきの日にぜひ行ってみてね(もちろんお給料日の直後限定)。
ほんと、いいから。サルサもいいよ。人生にサルサと高級レストランを各ひとさじ。
1. Posted by ryu   September 15, 2006 12:56
5 ホテルの話 小説みたいで面白いし書き方も上手くて
読んでて面白い(*^−')ノ
俺もそうゆう場所に行ってみたいなぁ☆
そのまえにサルサに行かなくては!!全然行けてなくて
ガックリだべさ…

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