September 14, 2006

巨大ホテル・ニューオータニ「翠鳳の間」でRIOが活躍するお話 その1

ふわああ。

一日中眠りたいぞ。

それに、何この、切ないような寒さは。

 

今回のレポートは3日がかりくらいになると思う。

目標:日曜のザズーレッスンの手前までに書ききる。

いっぱいあるのよ、いつものように。


万全の早起き体制でスタートした勝負日は、いつものように

へんてこな展開へ駆け下っていった。

出かける直前になって、ゴールデン街フラッパーのママ・ひろこ

ちゃんがプレゼントしてくれた真っ白なラメのバッグのことを

思い出してしまったのがいけなかった。

あんな現実味のない持ち物、ニューオータニクラスの非現実的な

場所じゃないと絶対映えない。

今日持ってかないと今度いつ使えるかわかんない。

と思ったら矢も盾もたまらなくなって、探し出したそのときから

運命はおかしな方向へ転がりだしたのだ。

この狭い部屋のどこにそんなうまい隠し場所があるのか

全然わからない。

なんでないの?

ねえ、なんで?

なんでなの、バッグちゃん?

押入れのものを半分くらい引っ張り出して、化粧が溶け出して

ホコリで喉が痛み出したころになって、もしかしてこれは火事の

ときに財布をとりにもどってお亡くなりになる人と同じ心境に

陥っているのか・・・と気付く。

手遅れになる前に地味な黒のバッグででかける決心をつけた

ほうがいい。

その頃にはすでに出発予定時刻を30分まわっていたんだけどね。

 

・・・続く




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