July 09, 2006

これがクラブでかかってる その12・・・ヒルベルト・サンタ・ロサ

新聞配達を二週間。

これが彼の人生における音楽以外の唯一の仕事だった。

「ジェントルマン・オブ・サルサ」

・・・Gilberto Santa Rosa


 



何を語るでも踊るでもない。

ステージに立っただけで空気が凛とする。

紳士道そのものの存在感は彼ならではのもの。


人生哲学を父に、愛情を母の「チキン&ライス」から

血肉としたヒルベルトは、自身も家族を愛してやまない

46歳。


休暇にラスベガスのショーを楽しむ以外は、読書と

家族との時間を大切にする四児の父親。

そんなヒルベルトの音楽は、ダーティに傾きかけた

クラブにほのかな品格をもたらす。


1995年、プエルトリコ人のラテンミュージックシンガー

としてはじめて、ニューヨークはカーネギーホールで

コンサートを行うことを認められた。

まさに「サルサ界のパバロッティ(なぜかたたずまいまでそっくり)」、

アメリカにおいて受難の歴史を強いられているプエルトリコ人に

とって彼は英雄的存在である。


これほどまでに大物でありながら、われわれを

「はいはいはいはいはい」といわせるうたがなかなか

みつからない奥ゆかしさもまた紳士らしい。


まずはクラブにおける「ミスター」の識別方法を伝授。

リードボーカルのソロからコーラス隊投入の直前に

「ミラノ!」のかけ声がきこえたら、その人こそ

ミスター・サンタ・ロサである。

では聴いてみましょうっ

 

曲名をクリックするとアルバム情報が出てきます。

その中で目指す曲のPreviewをクリックすると

Windows Media Playerで再生されます。


曲名:Piedras y flores

アルバム名:Autentico

 

↑ねっ?聞こえたね???

淑女はこの声を頼りに、優しい顔したフロアの狼から

身を守ってちょうだいな。

(いまどき狼は女のほうじゃいって、男性陣からコロナの

瓶が飛んできそうだ。

ひょいっ ひょいっ ←かわしているところ)


次の曲は相当遊びなれてる人でもはじめはちょっと

わかんないんかもしらん。

最後の最後、消え入りそうなとこをよっく聴いてね。

ぜひとも「はいはいはいはい〜」の波動を送ってもらい

たいものです。

 

曲名:Que Manera de Quererte

アルバム名:Collecion De Oro: Perdoname...Exitos!

 

↑あ〜ん残念、いけそでいけなかった、って人!

こっちはサビの部分が完全に入ってます。

下から8曲目ね。メガホンマークをクリックしよう。

今度こそ・・・

 

って私はみんなの何を手伝おうとしているのだ???

 


彼の代表曲は、サルサのリズムで人間の深い情感を

歌いあげた"Perdoname"なんですけど、クラブでかけると

みんな哀しくなっちゃうのでかかりません。よって

「これはクラブでかかってない!

そんな曲知らないかも♪」

ってカテゴリーができたら紹介することにします。

 


できるかそんなん!!

 


ところで、サルサ音楽を代表する名アルバムはいくつか

存在するけれど、まだこのブログで紹介していない

ティンバレス奏者・Willie Rosarioの”The Salsa Machine”

(1983)(ご紹介しているのは復刻版)は世界中の人々を


サルサ狂に陥れた脅威の名作。

メンバーの技術があまりに確かすぎて、禁欲的すぎて、

かつ音楽的に優れていすぎて、駄作がなさすぎて、踊っている

間に完全にラリってしまうのだ。


このアルバムでフィーチャーされているのが若き日の

サンタ・ロサ。


大物は歩むべき道を歩むのか・・・。


そんなヒルベルトが若者に送る言葉は

「汝について多くを語ること勿れ」。

 

むむう・・・やっぱりジェントルマンなのだ。

 

後日談:この記事をアップした3日後の7月12日、

日暮里SALU○であろうことか"PERDONAME"が哀しげに

流れてきてずっこけそうになった。

タイミングよすぎ(悪すぎ)。

DJさんのいない、平日の「まいっかなんかかかってれば」的

時間帯のかかり方なので大目にみてください。

メレンゲのエディ・ヘレーラもバチャータのモンキー&アレッサ

ンドラも、ピンポイントでヒットしてたからさっ

 




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