June 14, 2006

6月13日(火)本八幡レッスンレポート/好きなことするから腹が減るんだ

 

今日も濃かった。

みんなありがとう。


うまくなるためにはいかに細部にこだわらなければ

いけないか、ダンスをやればやるほど痛感します。

特に映像にとったときには地団駄踏みたくなるね。

パーフェクト目指していくらでも凝ってやる。

それが今の気持ちです。

 

今日はキューバンの典型的なコンビネーションを

やってみました。

LA&ニューヨークスタイルに匹敵するインパクトの

あるキューバンには何が必要か、ずっと考えてきました。

キューバンを現代風にスピード感あふれる風に

踊るには、一定のスピードでリズムよく男性が女性の

周囲を周り続けること、女性がヒップを1のタイミングで

きっちりいれること、そしてかせげる角度はばっちりかせぐ

ことだろう、と今は思っています。

かせげる角度、とは、その場で踏まなくても進めばいいじゃん、

というところでぐいぐい進んでしっかりポイントをかせぐという

ことです。

キューバンは回転が少ないので、この「歩み」が少ないと

つまらないダンスになってしまいます。

二人の間にできる軸が作る小さな円と、二人が歩き続ける

ことによってできる大きな円。この二つの二重らせん構造を

観客にしっかりと感じさせることがキューバン成功の秘訣

でしょう。

ソンやルンバを土台にした土臭いサルサももちろんいい

ですが、クラブサバイバルという観点でいくと今日みんなに

教えたことはまず間違いないと思っています。

三歩でそこまでいけるんだ!という気付きをこれからも

忘れないで。

慣れたら、二人の間の伸びて〜縮んで〜の距離感を

どんどん詰めていきます。直系60センチから70センチ

程度の円内で今日のコンビネーションをスムーズに

こなすことができたら相当いい感じになります。

二人がすれすれのところでぶつからない妙味にも実は

観客は反応をしめすものです。

見ている人がそう意識していなくても、「うまいなあ」と

思う様々な要素のひとつとしてそれがあるのです。

要は無駄な空間がない、ということ。

 

18日(日)市川ザズーでもさらに極めましょう。

 

レッスンのあとビールとタコスで乾杯しました。

クラブの話、カンボジアの話・・・サルサのおかげで出会える

ってことが今日もやたらうれしかった。

なかでG君から聞いたこの一言が今日の格言だ。

 

「食べるために仕事しちゃいけない。

好きなことをするから腹が減るんだ」

 

様々な犠牲のうえに、たまたま今戦争のないこの国に生か

されているからには、この幸運を花と咲かせ、何かを生み出し

たり守ったり繋いだりしようじゃありませんか。

 




この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
これまでの記事
記事検索